カテゴリ:レユニオン島で食べ物
先日、夫と朝の散歩に行ったときに野に生えていたキャッサバ(レユニオン島ではマニョックと呼ばれています)の葉っぱを取ってきました。キャッサバは、もともと自生しているものではないのですが、時々、こうして山の道端に生えていることがあります。
キャッサバなんて日本ではなじみがないようですが、タピオカの原料となるおいも、といえばあ~、そうなのかぁ~と思われる方もいらっしゃるのじゃないかな? 普通、キャッサバはお芋だけを食しますが、マダガスカルやコモロの島々では、この葉っぱをすりつぶして煮込んで食べます。 当分料理していなかったのですが、見ているとなんとなく食べたくなってしまいました。 キャッサバの葉っぱ。茎を取り除き、葉っぱを洗います。これだけでは水分もあまりない葉っぱ。パサパサです。これをミキサーにかけてごく細かいみじん切りにします。 スープになってはいけませんが、かなり小さくしないと食べるときの舌触りがあまりよくありません。 牛肉の角切りをオイルを使っていためておきます。本来ならここでは野に放し飼いのコブウシを使うところですが、残念ながらレユニオン島にはいませんので、牛肉で代用。コブウシの放し飼いのお肉はを煮込んだものは、すごく味が深くておいしいのです。それにたまねぎを加えて、いため、さらにお好みでにんにくを入れていためます。 すべてがこんがり狐色になったら、キャッサバの葉っぱを加え、水を加え、煮込みます。 鮮やかな緑から、オリーブグリーンに色が変わってきます。2,3時間、弱火で煮込んで、お肉が柔らか~くなると、最後にココナツミルクを加えて、さらに30分ほど煮込みます。 出来上がり! 意外に子供達も喜んで食べていました。色が変わっているので、子供達が食べないかと思っていたのですが、ココナツミルクが入っていたからでしょうか。野のものを積んでくるこういう料理って、食卓に上るまでストーリーがあって、すごく好きです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人気ブログランキングへ ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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