インド洋に浮かぶフランス、レユニオン島

Saint Louisにすむ夫の伯母様のうちへ行ってきました。本当なら今週の水曜日に一緒にシラオスに行く予定だったのに、わたしが病気になったため行けなかったのです。日本に帰る前に一度あっておきたいと思ったので、きょうふらりと行ってきました。

そして、そのまま伯母様とSaint Louisの民芸フェスティバルに二人で、ふらりと行ってきました。手作りの民芸品、アクセサリー、布もの雑貨などいろいろあって楽しい。なかでも気になったのは・・・、レユニオン島にたくさん生えるゴヤヴィエ（ハワイではストロベリーグアバと呼ばれています）の木を使って家具を制作している協会のスタンド。

　
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何人かの若者たちが協会を作って、ゴヤヴィエの木を使い家具を作っています。ゴヤヴィエの木はあまり大きくならないので、枝も細め。

　
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何度かこのブログにも登場した、ゴヤヴィエの実はこのような真っ赤な色をしています。この木の枝を使っているのです。

　
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特に気に入ったのは・・・、
子供用の小さなイス!　かわいい！

　
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ひとつ４５ユーロ。６０００円弱でしょうか。レユニオン島は人件費が高いですから。

一つ一つ手と心を込めて作られている温かみがすごく伝わり、一目ぼれしてしまいました。レユニオン島では、失業率が４０パーセント近く、多くの人達が失業手当のみをあてに仕事に意欲を持たない中で、まだ20代の男の子達が協会を作り、一緒に家具を作っているその心意気ににとても惹かれました。

　
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残っている二つを買う、といったら割引してくれました（笑。いい子達です。

そして、その購入の際に協会のことや木の事をいろいろ話している最中に、男の子の一人がずっと機械に向かって、製作中・・・・。

　
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と思ったら、クライアント（私)のために、『（母の日）オメデトウ』と木に彫ってくれていたのでした。（フランスでは母の日は五月の最終日曜日）

　
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とっても心が温かくなる素敵なプレゼントでした。

購入したイスも心から満足しています。ゴヤヴィエの木を作った家具なんて今まで見たことがなかったし、ゴヤヴィエの木肌のなめらかさや、釘を使わない製法も気に入っています。レユニオン島の大切な思い出になりそうです。もちろん子供達も大喜び。

子供用のイスですが、子供達が大きくなっても鉢を置いたり、入り口にバッグを置くイスとして使うことができるはず。とてもとてもよい買い物、と満足しています。そして、彼らが協会から『会社』へと大きく、末永く成長しますように!

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