カテゴリ:大好きなモノづくりのこと
今日は前からしようと思っていてできていなかった肘掛け椅子の布の張替えをしようと、ホームセンターに行って専用の釘を買ってきました。布の張替えをする予定の椅子は5脚。そのうち、一番簡単な、座席の部分だけ布ではっているわたしの作業机の椅子を代えることからはじめました。
作業の進め方はユーチューブの映像で予習をして、と。 まずは座席の部分を留めているねじを取り、座席を取り外します。そして古い布、上の腰をかける部分、そして裏側も取り外します。 この椅子はまだスプリングの状態がよいので、スプリングはそのままで布だけを張り替えます。 まずは、ちょうどよい大きさに布を切ります。布は大好きなリネンのナチュラルカラーを選びました。 そして、専用の釘で仮止めをします。 布張り専用の釘。細いほうが仮止めの釘。これは一番上まででなく、途中までしか打ち込みません。後ですぐ取りはずせるようにするため。画鋲のような釘が本張りの際のくぎ。こちらは『アンティーク風』とあるようにブロンズがすこしさびたような風合いをわざと出した釘です。 最近では、この仮止め、本止めに木工用の大きなホッチキスを使うことが多く、こちらもホッチキスで留めていました。でも、わたしはホッチキスの感じがあまり好きではなかったので、裏布も、本止めと一緒に止めこむ自己流で処理。どちらにしても、この椅子の場合は裏になって見えないので、問題はないでしょう。 でも! どうしてこの釘ってまっすぐ入らないの~? 直線状に釘を入れているはずなのですが、なぜかジグザグに・・・(涙。裏でよかった・・・。裏側で見えない部分なので、本止めの釘をびっしりうちこまず、3センチずつ間隔をあけて留めました。 座席にスプリングが入っていて、固定するのが難しく、かなづちでたたくたびにビヨンビヨンと動くので、釘がまっすぐ入りにくかったのでしょう。それにしてもお粗末! 2時間の苦闘の末、やっと布がとまりました。 気を取り直して、再び座席をねじでとめて、作業が完了です。 やっとできた~。リネンの布に、白いレースをミシンで縫いつけています。アシメトリック、シンプル、ナチュラルカラーはテールベルトの定番。 しみじみとながめて・・・、 2時間、作業して腰が痛くなりました。 できあがりの余韻に浸っています。 あと、4つ。今日は小さいものからはじめましたが、今度はひじ、背中まで布張りの大きな肘掛け椅子が二つ、スプリングの状態が悪いもの二つがあります。大きいものは釘を700個から800個も使うそう(驚。こんなに布張りが大変だとは思わなかったなぁ。 一度にやろうとせずに、ぼちぼち作業を進めていくしかありません。 数ある家具の中で、肘掛け椅子は一番好きなアイテムの一つ。布張りの肘掛け椅子はとても居心地がよく、肌触りもいい。いろんな時代の、いろんな種類があって、もっと集めて、家中に椅子を並べたいくらい好きです。それだけやったら、もっと上手に布の張替えができるようになるかもな~。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●絵のブログ、↓↓↓ まほうの絵の具箱 。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ![]() ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2014.02.20 02:42:16
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