カテゴリ:美しい作品
昨日から行われている子供の本フェステバルで、習字のアトリエを頼まれて参加しています。15人くらいの小学生から高校生までのグループが入れ替わりにやってきて、日本の習字を体験していくのです。
このフェスティバルではたくさんの本の作家にあえるすてきな催し。そしていろんな国の”習字”も体験できます。私は習字をしていますが、おかげで、中国書道やタムール書道をする方など、すてきな出会いがたくさんあって、とても楽しい。 なかでもとても仲良くなったのは、ラテン・カリグラフィーと呼ばれる書道をしているNさんという人。カリグラフィーは、アルファベットの書道にあたる芸術。西洋書道では、幅のあるペンを使用し、古くはパピルスや動物の皮に文字を記しました。 生徒たちが来る時間の合間に、いろいろお話をして・・・、すっかりカリグラフィーの世界に魅了されました。 こちらは最初に習うカリグラフィーの基本文字。カリグラフィーにはいろんな書体があり、ひとつずつ習っていきます。 そして、書体は徐々に豊かに自由に芸術的に表現されるようになります。 Trop beau... ああっ、すてきすぎ・・・。細いペンを使った書体は豊かにうねり、白糸を使った刺繍のホワイトワークやボビンレースの繊細な世界を思い起こさせます。すてきすぎてクラクラ。 わたしのなかで、”やってみたい”モードが全開。早速、ちょっと体験させてもらいました。 (上はわたしのカリグラフィー初体験) 最初は、大きな平べったいペン先のものを使い、大きな基本の形を習います。ペンへの圧力とインクの量を調節しながら書きます。日本の書道と同じように、集中力が必要。そして、呼吸を調節することとと書き始める前に何を書きたいかはっきり頭の中でイメージすることが必要。”カリグラフィー”はアジアのものもヨーロッパのものにも共通する何かがあります。 何かを”伝えたい”ために存在する文字、そして”伝えたい”ことをさらに豊かに表現する”カリグラフィー”。古今東西、人の心には同じものが流れ続けている。 ラテン・カリグラフィー。あまりにすてきなので、フランス本土から帰ったら、一ヶ月に一度ずつでも、サン・ポールに住むNさんに、すこし習ってみることにし、さっそくレッスンをお願いしましした。世界が広がりそうで、すごくすごく楽しみです。.極められなくても、すこしでもこの美しい世界を自分の生活に取り入れたい!! Parce qu'elle est trop belle.... また一つ、美しいものが私の生活の中に入り込んできました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●絵のブログ、↓↓↓ まほうの絵の具箱。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ![]() ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.10.18 12:31:17
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