ハワイの朝市で売られていく花
ハワイの朝市で売られていく花ハワイの朝市で売られている花は発色も品質は素晴しいのですが、それらを日本に持ち帰る事はほぼできません。日本入国時に植物検疫があるからです。植物検疫は、日本にいない他国の病害虫を植物と共に日本に上陸させない為に存在しています。日本の生態系を守るため水際のチェックです。お土産用として扱われているきちんとした会社のアンセリュウムなら、事前に検疫に関する指導が行われているので検疫で見せるだけで簡単に持ち込める物もあります。もちろん根付きはだめで、切り花のみ・・。。原則土や土付きの植物は一切禁止です。(土には微生物がたくさんいますから・・)果物も、許可の通った会社のお土産用のパパイヤ(箱入り)なら「植物検査合格証印」をもらえますが、街のスーパーで買ったような物は難しいのです。入国時に取り上げられる事を考えるともったいないので、通常は旅行者の国内持ち込みは少ないです。でも、昨今フラのヘッドに使われた花を持ち込む人は結構いるようです。ジンジャーの花もっと薄いピンクが一般的だが、これは花も大きいし発色も良いハワイならではです。ストレチアの花バード・オブ・パラダイス(極楽鳥の花)これも種類は沢山あります。日本で見るのはたいていもっとごっついストレチアです。ランの花(グリーン)珍しいグリーンのランです。ランは種類が多くて難しいです。下は鉢植えで売られていました。ラン・マニアでなくても手に入れたいグリーンの花だと思います。珍しい薄紫のスパティフィラム?繊細なので一本ずつ花弁をキズつけないように売られています。こんな花を使って大きくいけてみたいです。最近飾るスペースもあまりないので花をいけていませんが、高校一年の時に華道部の部長になり、同時に先生の所に弟子入りし、週2回の教室。私の青春時代の半分? (オーバーか・・他にもいろいろやってたし・・・)は花漬けでした。日本の華道は組織化しているので続けるのも大変です。花以外にお金もかかるし、研究会だ、発表会だ、花器の購入、チケットの購入、本の購入。看板代、先生への謝礼etc 辞められた時はちょっとほっとしました。