サンテミリオンの特産品 (マカロンとカヌレ)
サンテミリオン(Saint-Emillion)はドルドーニュ川右岸ジロンド川左岸のメドック地区と双璧をなすボルドーの高級赤ワインの産地です。今回はそのワイン以外の特産品? の紹介です。サンテミリオンの特産品 (マカロンとカヌレ)マカロン(macaron)カヌレ(Canele)一時期、日本でもマカロンが流行っておりましたが・・。マカロンの歴史は古い。とっても古いのです。最も古いマカロンは、791年から現在まで製造されているロワール地方のコルムリー修道院のマカロンだとか?それにくらべけば1620年なんて新しいほうだけれど・・・。サンテミリオンの特産品の一つが、マカロンとカヌレなのです。サンテミリオン(Saint-Emillion)の街ジロンド川左岸のメドック地区と双璧をなすドルドーニュ川右岸にのサンテミリオンは、ボルドーの高級赤ワイン産地です。実はワイン造りに関連してカヌレは誕生しているのです。フランスのジロンド県ボルドー、サンテミリオンにあるNadia FERMIGIER,Saint-Emillion MACARONS(マカロン)のお店です。マカロン(macaron)これがマカロン? 私たちの知っているマカロンは何?もとは泡立てたメレンゲに砂糖、アーモンドプードル(パウダー)、等を加えて混ぜて焼き上げた軽いクッキーのような物。直径4.5cm。1シート12個×2 がたたまれてBoxに入り6ユーロ。マカロンは店によっても違うようですが、味も形も全く異なる日本で売られている最近の主流とは全く別物。現在の形は、2枚のマカロンにジャムやクリームをはさんで、1930年に売り出されたものが定着したようです。カヌレ(Canele)以前フランスの「ポール(Paul)のデニッシュ」で紹介したこともあるカヌレ。フランスのボルドー女子修道院で古くから作られていた菓子で、蜜蝋(みつろう)を入れる事と、カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼くことが特徴なのですが、もう一つ・・。ボルドーではワインの澱を取り除くため、「コラージュ」をする時、鶏卵の卵白を使用していた。そのため大量の卵黄が余り、その利用法としてボルドーの修道女が考案したお菓子のようです。ガラス・ケース越しなので少し反射してますが、これはマカロンと同じ店の品。Nadia FERMIGIER,Saint-Emillion随分素朴なカヌレですね。カヌレ型使っている我にはサイズやふくらみが違いますが・・・。残念ながらこれは味見していません。もう一つ別の店のカヌレを紹介。こちらは随分と蜜蝋(みつろう)でテカテカしたカヌレですね。以前紹介したポール(Paul)のカヌレ。フランス北部のリールの街にできたパン作りの名人シャルマニヨ・メイヨのお店で1889年の創業当時のレシピを守っている。下は、六本木店の物。中身の参考に・・・。堅いゴムのような弾力のものかと思っていたら、これはやわらかくて美味しかった。食感も味も店で違うし、好みですかね。でもマカロンは違いすぎるんですが・・・・。