カテゴリ:雑学
★ミーは「マネジメント」がどういう本かを考えた
前回、ネオ・ラッダイト運動について書きましたが、『光ケーブルやケータイ基地局を破壊すれば仕事が増える』と考える人は、ほとんどいません。インターネットやケータイは、すでに必要不可欠であると同時に、不満のはけ口になっているからです。 では、原発をなくせば仕事が増えるでしょうか? CO2 の排出量を抑えつつ、 安定的に電力を供給でき、 過疎地に金を回すこともでき、 余剰電力で夜の経済活動も活発になる原子力発電。 大地震さえ来なければ素晴らしい発電方法だと思います。そう簡単に諦められそうもありません。特に、夜働いている人達への影響は大きいでしょう。原発をなくせば、過疎地を豊かにすることもできなくなります。 被災・新設原発抜きなら温室ガス10%増(2011年4月20日 読売新聞) 東日本大震災が温室効果ガス削減に与える影響について、環境省が、被災した原発14基の運転を再開できず、計画中の原発9基も新設できなかった場合、2020年のガス排出量が1990年比で10%増加すると試算していたことが分かった。 たしか鳩山首相は「2020年の温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減する」と全世界に発表したんですよね。あの約束は、まだ生きているのでしょうか? あのとき「どうやって」というシナリオを読んだ覚えがありません。どうせ「絵に描いた餅」と思ったので、調べる気もありませんでした。 だいたい民主党に10年以上先のことを決める資格があるのでしょうか? ●組織の定義付け マネジメント より あらゆる組織において(中略)努力を実現するためには「われわれの事業は何か。何であるべきか」を定義することが不可欠である。 民主党の場合、「組織の定義づけ」は「とりあえず自民党から政権を奪う」だったんでしょうね。それ以外の考えはバラバラだったようです。 『なるほど「マネジメント」って役に立つなぁ』と思ったら、こんな本もありました。 これは幸福実現党の大川隆法が書いた本です。幸福の科学のね。この本を発見した途端、『マネジメントって宗教クサイのかな?』と思えてきました。ドラッカーも草葉の陰で嘆いているでしょう。 結局、「マネジメント」という本は、何にでも当てはまって、説得力を感じる本なんですよね。書いてあることを実践できれば素晴らしいことが起こるでしょう。でも、ほとんどの人は「絵に描いた餅を壁に貼ったところで、おなかいっぱい」だと思いますよ。 ▼「もしドラ」観てるんですがを最初から読む お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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