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鴨がワインしょってきた

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2011.01.08
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 樽から試飲した09年は非常に良い味がしたが、いかんせん香りが立たない。こんなものかと考えていたら、ミュニエ氏は「他のミレジムも試してみないか」といい残し、樽がある階よりさらに下にあるカーブへと降りていった。
 出してもらったのは、ラベルのないNSGクロ・ド・ラ・マレシャル。「とても違うよ。飲んでみれば分かる」


mugnier17
08年のNSGクロ・ド・ラ・マレシャルを開き、ヴィンテージの違いについて語るミュニエ氏


 ポン、とコルクを抜く音。ひと嗅ぎしたミュニエ氏、ここから饒舌になった。

 「2008年はとても力強く、豊か。2009年もそうだが、08年はもっとエレガントでファン(細かい、繊細)、生き生きとしている。アロマはとても純粋だ」
 「2008年はずいぶん09年と違う。09年は長熟向き。08年は若く飲めて、感じが良く興味深い(アグレアブル エ アンテレソン)ヴィンテージだ」

 飲んでみると、確かにまったく違う。香りのたち方はまさにいつもの豊潤なミュニエ氏のワインそのもの。1級とはいえ、NSGでここまでいい香りを嗅ぐことはそうそうない。もちろん、味も複雑味があって素晴らしい。

 「09年はグレートヴィンテージといわれていますね」とこちらから質問した。ミュニエ氏は、「グレートヴィンテージというのはおそらくコレクションのヴィンテージのことだ。20年、30年後に飲むワイン。08年もグレートヴィンテージだと思うよ。そしてイージ・トゥー・ファンだ」と答えた。単純な比較はできないが、早く飲むなら08年だとおっしゃる。

 直売はしないというので、ブロションとニュイ・サン・ジョルジュにあるワインショップを紹介してもらい、予想よりも短い40分程度で訪問終了。開栓したクロ・ド・ラ・マレシャルをお土産にもらった。

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パソコンで取扱店の地図を印刷してくれるミュニエ氏。机の上には真新しいリアルワインガイドが置かれていた。徳丸編集長が前週に訪問された模様。


 翌日のネゴシアンE訪問後、教えていただいたブロションのお店に行ったが、ニュイ・サン・ジョルジュしか残ってなかった。ディスプレーにはミュジニがあったが「あれはお客さん用。もう決まっている」だと。残念。
 店にあるワインが実は予約済みって、さいたまの原酒店(ノイジーさん)みたいだ。結局、08年ヴィンテージは、数日前の小田急オンラインの新春セールでようやく入手できたのであった。
(続く)
=禁無断転載=





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最終更新日  2011.01.08 19:18:17
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