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カテゴリ:日記
真冬の都内。仕事と仕事の間ですこし時間ができたため、近くにあったショップを訪問した。
素晴らしいブルゴーニュワインが並ぶ。愛好家には有名な店の1つだが、敷居が高く感じられ、たまにしかいったことがなかった。この日はお客が多かった。 もっとも嬉しかったのは、初めて店のマダムにお会いできたことだ。ジャイエ兄弟と交流があった方で、その話題で花が咲く。 番人のような方ですね、日本のブルゴーニュワイン愛好家の世界で。「ジャイエが現役の頃に彼のワインを買うような感じで、いまブルゴーニュワインを選ぶとしたら、どんなワインがいいでしょうか」と質問すると、こういうのかなといってお示しになったのが、目の前の棚に並んでいたクラヴリエやシルヴィ・エモナン、シャルロパンだった。シャルロパンは果実味が強いかな、とも。円安が進んだ今でも、村名でも1万円で十分おつりがくるものばかりだ。 シュールだったのは、ルジェになってから輸入をしなくなった理由。へぇーという話だった。ちょっと、ここでは書けないかな。でも、ルジェならありそうだっていう気がした。 万人向けではないかもしれないが、興味深いお店だなという印象を受けた。「円安でワインの値上がりが著しい」と嘆くのは簡単だが、一貫した姿勢でワインをそろえ、人気が集中していない作り手のワインにもきちんとライトを当てる、そういうこの店のマダムの姿勢に好感を持った。いつか札束を抱えて、欲しいワインを好きなだけ買ってやろうと決意(?)したのだった。 上の店とは関係ないが、最近、某所で試飲して美味しかったワイン。 飲んだのはラック物でした。
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