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カテゴリ:BMW
子供の頃から車好き、 国道沿いの祖父母の家に遊びに行けば、 朝から夕方まで国道を走る車を見ていたそうです。 しかし、私の家は車なんて不要。 サラリーマンの父は電車通勤に便利な駅から10分程度の家を買い、 車は贅沢品だ!なんていう感じで、 現在の神戸の郊外に住換えるまで運転免許も取ろうともしませんでした。 ちなみに父が免許を取ったのは会社を定年退職後のことで、 母も父と同時期に免許を取り、何と驚いた事に、 当時実家に戻ると車が2台も家の前に並んでいたことです。 私はと言えば免許が取れる年齢になって直ぐに教習所通いを始め、 免許を取って直ぐに知り合いから車を貰い受け、 壊れそうな車を何台も乗り継いできました。 当時、学校にも行かずにアルバイトに明け暮れ、 バイト代は全部ガソリン代、高速代、修理代、車検代、などなど 全て車に消えていたような気がします。 そんな当時から憧れの車だったのが、 BMW 2002 「2002」は「ニーマルマルニ」と読むので、通称「マルニ」と呼ばれ、 現在の「3」シリーズの前身と言われる車です。 私がこの車が好きな理由はとても単純。 子供が絵で書いたような凸型の形をした自動車たる形をしていること、 そして、世界初の実用量産ターボエンジンを搭載した車だったことです。 BMWなんて高嶺の花、 更にターボエンジンなんて夢また夢と言った感じ、 全く手の届く存在ではありませんでした。 しかし、この車の影響で私は社会人になって直ぐに ターボエンジン車である三菱のランサーEXターボを買ったりしました。 その頃からおよそ20年歳月が過ぎましたが、 今でも好きな車はこの"2002"です。 仕事柄、車との付き合いは切っても切れない世界に身を置いていますが、 今から6年ほど前に古いこの車のターボサウンドを間近で聞いた時には 鳥肌が立つほど感動したのを今でも覚えています。 今はマンション暮らしのために車は雨ざらしの平置き駐車場ですが、 屋根付きのガレージでも持てるようになったら、 古いこの車を1台持ってみたいなって思ったり・・・。 中年になった今でも、 やはりこの車は私の夢の車のままです・・・。
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Last updated
2006.01.19 21:21:25
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