2月8日の誕生花 サンガイグサ(三階草)の花言葉「輝く心」、「調和」のとれたホトケノザ(仏の座)の葉と花
冬から初夏に、まっすぐ伸びた茎の上部につく縁にギザギザ(鋸歯)のある葉のわきに、紅紫色の筒状の唇形花が葉に数輪ずつ咲き、群生して一面に咲き広がります。2月8日の誕生花は、春の七草のひとつのホトケノザ(キク科のタビラコ)とは別の花、サンガイグサ(三階草)。花の名は、段々に葉と花がつくことから名づけられました。別名のホトケノザは、葉柄がなく花を囲むように茎に対生する葉を、仏像の如来や菩薩が座る蓮華座(ハスの花のかたどった台座)に見立ててつけられています。 花言葉「調和」は、すっと伸びた茎に段々についた葉と葉、花と葉のバランスがとれていることからつけられたのでしょう。花言葉「輝く心」は、蓮華座に座る仏さまの限りなく輝くお心をいただく信心を連想してつけられたのでしょうか。 庭や鉢主が休眠中の鉢に入ったサンガイグサは、花の少ない冬にけなげに咲く花をめこぼししていたので、暖かくなって抜いてもなかなか庭から出て行ってくれませんでした。油断すると、近くの空き地や田んぼの土手のように増え続けて、一面紫の花のじゅうたんになりそうでしたが、今は同属のヒメオドリコソウの旺盛な繁殖力に負けて消えていきそうです。サンガイグサは一つの茎につぼみをたくさんつけても、花を咲かせずにつぼみのまま閉鎖花になって自家受粉するものがいくつかあるそうです。シソ科オドリコソウ属、耐寒性一年草、原産地:アジア、ヨーロッパ、北アフリカなど別名:ホトケノザ(仏の座)サンガイグサ(三階草)の花言葉:調和、輝く心。サンガイグサ(三階草)の誕生花:2月8日流通時期:―ボタン