白い多弁と千重咲きだけになったバイカカラマツ、おばさん流育て方
輪島の朝市がそろそろ終わりかけた頃に、山野草を並べていたお店で、花径1.5cmほどの八重咲きの紅色の花を見つけて、かわいらしさと珍しさに目がくぎ付けになりました。山に自生している育てやすい花だと聞き、こんなにきれいな花が咲いているという能登の山々を振り返りながら、1鉢だけ残っていた(?)バイカカラマツを抱えて、いそいそ帰りました。 多弁の白花 090409 八重咲きのフルダブルホワイト 090428その後、通販の山野草のカタログで、淡い黄緑色の千重咲きやピンクの八重咲きなど、品種や株数を少しずつ増やして、10鉢ほどになりましたが、一昨年の猛暑で、昨年の春、芽を出したのは2鉢だけでした。バイカカラマツは、北アメリカ原産で猛暑に弱いようです。 梅に似ている花で、梅花といいますが、一重咲きのバイカカラマツの花びらは6枚です。花形に、6枚よりいちだんと花びらが多い多弁花、おしべとめしべが花弁化した千重咲、おしべが風車状になっている風変わりな花などがあります。緑色の葉は夏に枯れて、翌年の春に、つぼみを抱えて芽生え、新葉が出始めると、次々と新しい花穂が伸びてきて、花を咲かせます。地上から消えている間が長いので、鉢の表面が乾いたら、水を与えるのを忘れないようにしています。白い花だけになって寂しいので、また品種と株を増やしていこうと思います。バイカカラマツ(梅花落葉松、梅花唐松)の鉢植えでの育て方 キンポウゲ科バイカカラマツソウ属、北アメリカ原産の耐寒性宿根草(球根、バナナの房状の細長い塊根)別名:バイカカラマツソウ(梅花落葉松草)●置き場所:日当たりのよい場所に。花が咲き終わったら、風通しのよい半日陰で。●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。葉が枯れてきたら、徐々に水を控えて。休眠中も忘れずに、鉢土の表面が乾いたら与えます。●用土:市販の山野草の土に。硬質鹿沼土小粒、軽石を等量に、リン酸分の多い緩効性肥料を適量。●肥料:花後と秋に、月1回、緩効性肥料を置き肥します。●植え替え:2年に1回、9月中旬~10月中旬に。 緑花八重梅花唐松赤花八重梅花唐松山野草苗!!【山野草】 台湾バイカカラマツバイカカラマツ カメオ ポット入苗 1株バイカカラマツ 大輪桃 ポット入苗 1株