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カテゴリ:好きなコト・モノ
グレース・ケリーの映画は見たことがない。
それでも、グレース・ケリーのことを知っているのは、 やはり彼女のシンデレラ・ストーリーのせいだ。 シンデレラというと彼女に失礼かもしれない。 モナコ大公レーニエ3世と結婚した時は、彼女は既に大女優のひとりだったのだから。 モナコのことはよく知らなくて、 事前に勉強しておけばフランスとの微妙な関係ももっと楽しめたと思う。 それでも、そういう基礎知識がなくても、 ニコール・キッドマンの完璧な美貌、脇を固める実力派の俳優陣、 カルティエやディオールが協力した華麗な衣装の数々で 十分に映画の世界に入り込むことができる。 どこまでが史実に基づいていて、どこからがフィクションなのか。 それすら分からないストーリー。 知らないからこそ楽しめるという見方もある。 レベルは違っても『仕事を捨てて家庭に入ったキャリアウーマン』の苦悩を描いたストーリーは 仕事を持つ女性なら共感できるのじゃないかな。 結婚したことを彼女が後悔していたかは分からないけれど、 結婚していても女優を続けたいと願った彼女の思いは不自然ではない。 タイトルにある『公妃の切り札』は、実際のところなんだったのか。 分かったような分からないような。 彼女の演技力ということ? 『公妃が(モナコの)切り札』なら分かるんだけど。 蛇足だけれど、登場人物の中で一番のお気に入りは 公妃の教育係?になったデリエール伯爵。 好きなシーンも、この特訓中の早口言葉のシーン。 あと、キーワードを見せられてその演技をするというシーンも。 特に『高慢』というワードで見せた表情が、 ニコール・キッドマンに合っていた気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.02 23:04:17
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