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カテゴリ:雑記
セカンドオピニオンを初めて経験しました。
セカンドオピニオンとは、簡単に言うと他の意見を聞くこと。 主に医療の世界で用いられて、主治医の診断とは別に、 他の医師の意見を聞くことを言います。 医者は、優秀な頭脳を持ち、難関受験を突破し、 優れた知識や技術を持つだけでなく、理論的・科学的であり、 臨床的には、患者を安心させる心理的な話術も要求されます。 そんなスーパーマン的イメージである医者の一言一句は、 患者や家族にとって絶対的なものとして受け止められます。 医者の話に疑問を持ってはいけない、逆らってはいけない... そんな印象さえあるのが医者のイメージでした。 「袖の下」なんてものがあるのも、その裏付けに思います。 しかし医者も人の子、スーパーマンばかりではありません。 技術があってもコミュニケーションがうまくなかったり、 企業化する医療組織の利益や学閥、システムなど、 患者本位ではない業界事情も裏側にあるようで、 一人の意見が必ずしも正しく絶対的でないことがわかります。 そしてなによりインターネットの存在があります。 今までは調べようがなかった薬剤や検査名、検査目的、 同じ病気を患った人の体験やアドバイスなどが得られます。 それがどういう検査で、何を疑って行われて、 その結果がどのように出るのか・・・ もはや、隠したり嘘をついたりはできませんね。 ネット情報が正解とは限らない(むしろイカサマが多い)し、 きちんとした裏付けのあるものかどうかの判定は必要ですが ひとつのオピニオンとして参考になります。 もちろん、こうして得られる情報が格段に多くなった分、 患者自身や家族が、最終的な医療体制を選択する責任は、 今まで以上に重大になります。 まさに自己責任で、より勉強や理解力が必要になります。 ★★★セカンドオピニオン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 15, 2006 12:23:25 AM
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