143204 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マダム豆大福の読書の小部屋

マダム豆大福の読書の小部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Category

2008年12月26日
XML
カテゴリ:小説 ミステリ
平野啓一郎といえば、芥川賞を当時最年少で受賞したとき、その言葉遣いの難解さが話題になっていた。で、読むのはめんどくさそう、と敬遠していた。

でもこの『決壊』。マダム豆大福の2008年下半期ナンバー1になった。(上半期は吉田修一の『悪人』。いずれ紹介するつもり。似たような話が好きなのかしら)
長い作品だけど、夢中になって一気に読んでしまった。
今年起きた事件を予見するような内容。現代人の抱える病、みたいなものが精密に描かれている。あんまり救いはないけど、読んでてドキドキした。

ドストエフスキーの影響が色濃くある感じで(作者もそう公言しているらしいけど)でも読みやすい。「カラマーゾフの兄弟」の日本版・現代版といったかんじかな。「カラ兄」に挫折した人もきっと読破できそう。

ちなみに作者、今年すごい美人モデル「春香」と結婚した。辻仁成も、伊集院静も美人と結婚している。並外れた美人は美男子よりも言葉巧みな男に弱いのか?!







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年12月26日 09時14分59秒
コメント(0) | コメントを書く
[小説 ミステリ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.