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テーマ:お勧めの本(7221)
カテゴリ:小説 ミステリ
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作者:恩田陸 三年前、近くの湖で不審死を遂げた実業家朝霞千沙子が建てた館に、朝霞家の一族が集まっていた。千沙子に育てられた映画監督の峠昌彦が急死したため。 晩餐の席で昌彦の遺言が発表される。 「父親が名乗り出たら、著作権継承者とする」 孤児だったはずの昌彦は、実父が朝霞兄弟の中にいると思っていた。 疑惑が一同に芽生える中、屋外で見知らぬ男のしたいが発見される・・・ 窓の外には死んだはずの千沙子の姿も見え・・・ 昌彦の父は誰なのか?千沙子の姿は何者?死んだ男は誰? 嵐に閉ざされた山荘を舞台にしたミステリー。 面白さはまずまず。何か昔のひろ子ちゃんの映画「Wの悲劇」を思い出した。全然違うんだけど、雰囲気が。 恩田陸って、ミステリ、SF、青春ものと、実にさまざまなジャンルの小説を書ける人だなあと感心した。 ドキドキハラハラまでは行かないけれど、気楽に楽しめるミステリでした。 さて、 僕と『彼女』の首なし死体 横溝正史ミステリ大賞の優秀賞らしい。(新人賞)。 申し訳ないけれど、半分で読むのやめました。文章とか、ストーリー展開とか、どうしてもプロのものとは思えなくて・・・ プロの作家になるって、本当に大変なんだと思う。これからがんばってください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年08月11日 08時30分30秒
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