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カテゴリ:小説 わくわくする
作者:島村洋子 銀座のクラブを舞台にした小説。 信用金庫に勤めていたが肩たたきにあった愛花は、クラブのオーナーママからスカウトされる。 美人でもスタイルがよくもない愛花。ホステスをやってみたものの、自分には向いていない…とやめようとしていたころ、寿々子というホステスと夜中の店内で会い、着物を貸してもらう。 その日から愛花には変化が訪れ、人気のホステスになっていく。 ちょっとオカルト、というテイストもあるエンターテイメント。 文章はあまり洗練されているとはいえないけれど(失礼!)ストーリーはなかなか。 一生縁のなさそうな銀座の夜の世界も垣間見ることが出来る。 銀座のクラブ。客層も立派な人が多そうで、いろいろなドラマがあって、小説のネタには尽きないのではないかと思う。 小説のネタだけではなく、ホステスをすることは結婚生活とか、他の仕事をやる上でもとても勉強になりそう。一流の店でないといろいろ不安ですが。 30歳ぐらいのとき、夜九時ごろ、仕事帰りにバスを待っていたら、私の近くにいた女の子が「キャバクラ」のスカウトみたいなお兄さんに声をかけられていた。 私のところにきたらどーしよー…とちょっと固まっていたところ、素通り… ちょっと残念だった。スカウトされたら5年はネタにして自慢したのにィ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年06月10日 15時51分40秒
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