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カテゴリ:小説 ミステリ
作者:東野圭吾 ずいぶん昔(1993年)の東野圭吾の作品。文庫本を見つけたので読んでみた。 函館市生まれの鞠子は18歳。札幌の大学に通っている。 最近、自分に瓜二つの女性がテレビに出演していたと聞いた。 小林双葉は20歳の東京の女子大生。アマチュアバンドの歌手だが、母親からはテレビ出演を禁じられる。 鞠子も双葉も、母親にはちっとも似ていない女の子だった… 「クローン人間」ものだということは、読んでいてすぐに察しがついた。 展開もあっと驚くところはなく、東野作品にしてはやや退屈。愛も…やや少なめ。 ただし、18年前の作品ということを考えると面白いのかな。 「クローン人間」。技術的に今は可能。でも、自分のクローンとか気持ち悪すぎる。自分の子が亡くなってしまっても、もう一度同じ子を、という行動はとらないだろう。 でも、この地球のどこかで、この小説のようなことが起こっているかもしれないと思うと怖い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年04月08日 13時18分47秒
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