|
カテゴリ:小説 ミステリ
作者:永井するみ 翻訳文学の編集を希望して出版社に入った主人公の配属先は、コンサバなファッション雑誌。 おしゃれとは無縁だった主人公はとまどうばかり。編集長に厳しいことばをかけられるばかり。 仕事に慣れてきたかな?という頃、中学生の男子が彼女を訪ねてくる。 その男の子の父はカメラマンだったが、最近事故死した。携帯のメールから父の不倫相手が主人公であると疑った男の子だが、主人公は全く身に覚えがなかった… 映画「プラダを着た悪魔」を思わせる(というか、かなり似ている)内容+ちょっとサスペンスだった。気軽に読めるエンターテイメント。 「洗練の極み」とされる編集長が履いている靴が「マノロブラニク」。どんな素敵な履き心地なんだろう&ステキに見えるんだろう。「セックス・アンド・ザ・シティ」」の主人公も夢中になっていたっけ。 ファッション雑誌業界をちょっとのぞけたようで楽しかった。サスペンスは平凡。 ファッション雑誌。おしゃれから程遠い生活をしているので、最近読んでいない。でも昔から大好き!買ってまでは読まなくても、立ち読みしたり図書館で読んだりしていた。今は新聞広告を見て楽しんでいる。 しかしこの不況&震災による自粛ムード。消費を煽りまくるのが役割のファッション誌、厳しいだろうなと思う。でも、「夢」を田舎者に与える役割はある。 小雪が表紙の「プレシャス」とか、中身を見てみると、バカ高いものばかり掲載されている。 でも、この片田舎の本屋にも積まれている。ニーズがあるんだろうと思うと驚く。 お買い物&おしゃれ。女子の永遠の楽しみですね。それを1000円以内で脳内体験させてくれるのが雑誌でしょうか… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年04月06日 13時11分58秒
コメント(0) | コメントを書く
[小説 ミステリ] カテゴリの最新記事
|