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マダム豆大福の読書の小部屋

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2011年04月06日
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カテゴリ:小説 ミステリ
【送料無料】マノロブラニクには早すぎる

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価格:1,680円(税込、送料別)



作者:永井するみ

翻訳文学の編集を希望して出版社に入った主人公の配属先は、コンサバなファッション雑誌。

おしゃれとは無縁だった主人公はとまどうばかり。編集長に厳しいことばをかけられるばかり。

仕事に慣れてきたかな?という頃、中学生の男子が彼女を訪ねてくる。

その男の子の父はカメラマンだったが、最近事故死した。携帯のメールから父の不倫相手が主人公であると疑った男の子だが、主人公は全く身に覚えがなかった…

映画「プラダを着た悪魔」を思わせる(というか、かなり似ている)内容+ちょっとサスペンスだった。気軽に読めるエンターテイメント。

「洗練の極み」とされる編集長が履いている靴が「マノロブラニク」。どんな素敵な履き心地なんだろう&ステキに見えるんだろう。「セックス・アンド・ザ・シティ」」の主人公も夢中になっていたっけ。

ファッション雑誌業界をちょっとのぞけたようで楽しかった。サスペンスは平凡。

ファッション雑誌。おしゃれから程遠い生活をしているので、最近読んでいない。でも昔から大好き!買ってまでは読まなくても、立ち読みしたり図書館で読んだりしていた。今は新聞広告を見て楽しんでいる。

しかしこの不況&震災による自粛ムード。消費を煽りまくるのが役割のファッション誌、厳しいだろうなと思う。でも、「夢」を田舎者に与える役割はある。

小雪が表紙の「プレシャス」とか、中身を見てみると、バカ高いものばかり掲載されている。
でも、この片田舎の本屋にも積まれている。ニーズがあるんだろうと思うと驚く。

お買い物&おしゃれ。女子の永遠の楽しみですね。それを1000円以内で脳内体験させてくれるのが雑誌でしょうか…






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Last updated  2011年04月06日 13時11分58秒
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