マノロブラニクには早すぎる 永井するみ
【送料無料】マノロブラニクには早すぎる価格:1,680円(税込、送料別)作者:永井するみ翻訳文学の編集を希望して出版社に入った主人公の配属先は、コンサバなファッション雑誌。おしゃれとは無縁だった主人公はとまどうばかり。編集長に厳しいことばをかけられるばかり。仕事に慣れてきたかな?という頃、中学生の男子が彼女を訪ねてくる。その男の子の父はカメラマンだったが、最近事故死した。携帯のメールから父の不倫相手が主人公であると疑った男の子だが、主人公は全く身に覚えがなかった…映画「プラダを着た悪魔」を思わせる(というか、かなり似ている)内容+ちょっとサスペンスだった。気軽に読めるエンターテイメント。「洗練の極み」とされる編集長が履いている靴が「マノロブラニク」。どんな素敵な履き心地なんだろう&ステキに見えるんだろう。「セックス・アンド・ザ・シティ」」の主人公も夢中になっていたっけ。ファッション雑誌業界をちょっとのぞけたようで楽しかった。サスペンスは平凡。ファッション雑誌。おしゃれから程遠い生活をしているので、最近読んでいない。でも昔から大好き!買ってまでは読まなくても、立ち読みしたり図書館で読んだりしていた。今は新聞広告を見て楽しんでいる。しかしこの不況&震災による自粛ムード。消費を煽りまくるのが役割のファッション誌、厳しいだろうなと思う。でも、「夢」を田舎者に与える役割はある。小雪が表紙の「プレシャス」とか、中身を見てみると、バカ高いものばかり掲載されている。でも、この片田舎の本屋にも積まれている。ニーズがあるんだろうと思うと驚く。お買い物&おしゃれ。女子の永遠の楽しみですね。それを1000円以内で脳内体験させてくれるのが雑誌でしょうか…