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まいかのあーだこーだ

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2020.03.05
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カテゴリ:ドラマレビュー!
「大食いヤラセ番組」とか、あいかわらずどうでもいい話…。

どんな名目でテレビ局内を取材させてもらったのか知らないけど、
親切に制作現場を案内してくれた番組プロデューサーのことまで、
取材が終わったら、容赦なくバッシングして切り落とすんですね。

なんというか、弱肉強食というか、えげつない世界です…。



さて、

2時間あれば事足りるような内容の話を、
毎回毎回つまらない”スクープ”ネタを交えながら、
むりやり10話分のドラマに引き伸ばしてきた作品ですが、
はたして論評に値するのかどうか疑問に感じつつも、
いよいよ来週が最終的ってことで、結末を待ちたいと思います。



ケイトの父である乃十阿徹は、
悪意のない子供の過失(殺意はない)を庇うために、
わざわざ家族のことを置き去りにしてまで、
なぜ死刑をも覚悟で「無差別殺人」の罪を被ったのか?
(死刑にならず出所できた理由も不明ですが)

なぜ弁護士でさえ気づくような真実を、妻が気づかなかったのか?
じつは妻も、夫が冤罪に見舞われるのを黙認したのでしょうか?

おそらく乃十阿が隠したかったのは、
子供の過失よりも、さらに重大な真実だったのでしょう。
そして、そこには、
おそらくケイトの母との「不倫」が関係していたのでしょう。

そのことをケイトの母は知らなかったのでしょうか?
スタインベックの小説とはどんな関係があるのでしょうか?
なぜ尾高のスタジオに届けられた小包を、
乃十阿は、勝手に可燃物として廃棄したのでしょうか?



ここまで不倫のネタを引っ張ってきたドラマですから、
最終的に「不倫」にたいして何らかの裁定を下すはずですが、
たんに「不倫はいけません」なんて陳腐な結論になるとも思えない。

とはいえ、
そう簡単に不倫を肯定できるわけでもありませんよね。
不幸な恋愛がもたらす悲しい結末にも向き合わざるを得ない。

>真壁さんの彼だと思って見てた野中さんはステキだったけど、
>自分の彼になってみたら、そうでもなくなったっていうか。(by 小泉愛花)


この頭の悪い尻軽女のセリフにこそ、永遠不変の真実がありますよね。
つまり、誰しもが「他人のもの」を欲しがるのです。

ケイトの母が乃十阿を欲しがったのも、
ケイトがいまさら尾高を欲しがってしまうのも、
野中がいまさらケイトに嫉妬しはじめるのも、
みんな「他人のもの」が欲しくなってしまうからです。

ふだんは偉そうにバッシングしてる人たちでさえ、結局は同じ穴の狢です。

そして、
なぜか自分のものになった途端、自分のものはクズに見えてくる。
それこそが恋愛の真実ですよね。





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最終更新日  2020.09.19 22:16:10


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