カテゴリ:ドラマレビュー!
台湾との共同制作ドラマ。
なんだか脚本が青臭くて下手っぴいですね。 まるで新人脚本家の秀作を見てるみたいです。 プロデューサーや演出家が適当に手直しできなかったのでしょうか? 主人公の恋と、 家庭の問題を抱えた上司の苦悩と、 台湾生まれの老人の歴史と、 台中部の田舎の青年の物語を交錯させる構成は間違ってないと思うけど、 それぞれの描写がいかにも安易で薄っぺらな感じがする。 上司の家庭問題は不必要かもしれないなあ。 まあ、そこらへんは原作の問題かもしれないけど。 …って、クレジットを見たら、 脚本を書いてるのは田淵久美子なんですね。 こんなものかなァ。 それとも、 演出に問題があるのでしょうか? 実際、演出のテンポも非常に悪いです。 台湾映画のゆったりした雰囲気を狙ってるのかもしれませんが、 もたもたして冗長なだけで、あまり上手くいっていない。 何よりもセリフのやり取りに生き生きとしたものが感じられません。 つまらないセリフを喋らされている俳優が痛々しく見えます。 興味深い題材の作品なのに、ドラマとしての魅力には乏しい。 次週以降も見続ける自信はありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.22 11:10:06
[ドラマレビュー!] カテゴリの最新記事
|
|