2115856 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2021.03.18
XML
うわわわわ…

漱石ーーー!!!
漱石ーーー!!!
漱石ーーー!!!


せつないし、報われな~い!
しかもニューヨークに島流し~!(ToT)/~~~



…まーねー。

サリーという恋人がありながら、
碧のほうへ横恋慕してしまった漱石が悪いのだし、
しかも、その想いは最後まで変わらなかったし、
彼の自業自得といえば自業自得なのだけど、

添い寝したサリーに流した涙とは何だったのか。
彼女を愛せなかったことへの贖罪の気持ちだったのかな。

まあ、サリーもサリーで、
漱石にストーカーはしていたものの、
それは愛と呼べる感情ではなかったみたいだし、

結局、
漱石とサリーのあいだには、
ほんとうの愛情はなかったのかもしれません。

ここらへんは、
非常に解釈の難しいところで、
今後、いろいろな考察もされるべきだと思いました。



碧は、
最終的に、

漱石でもなく、
風雅でもなく、
ゴンちゃんでもなく、

象印を選んだ。

ってことなのだとわたしは思うけれど、
ここらへんも視聴者によって解釈が分かれるところかもしれない。


…そして、
報われなかったといえば、

鼻毛先生もまた、
なんだか「物分かりのいい咬ませ犬」的な役どころに終わって、
ちょっと気の毒な感じがしました。



碧は、
風雅や漱石と別れたけど、
かといってゴンちゃんを選んだわけではない。

空も、
鼻毛先生と別れたけど、
かといって光を選んだかどうかは分からない。

つまり、この最終回って、
一見、まったりと穏やか内容ではあったけど、
考えようによっては、
美人母娘のお眼鏡に適わなかった男子たちの死体が、
累々と転がった感じのラストでもあるのです。



その意味でこそ "かぐや姫" 的な物語だったのです。
「月を欲する民」とは、かぐや姫を求める若武者のことだった。







恋とは呼べない気持ち。
名前のつけられない関係。
それを失くしたくないのなら、守らなければならない。
…というのが本作のテーマではあったのだけど、

はたから見れば、
それは女子のご都合主義的なわがままであって、
あくまで女子の側の一方的な意向で、
容赦なく男子の取捨選択がおこなわれたようにも見える。

出産をしたり、堕胎をしたり、
場合によっては一人で子育てしたりする女子には、
みずからの幸せを選ぶ権利があるのだし、
クズ男に対しては復讐する権利だってある。
その権利の行使のドラマだったともいえます。

そして、

なぜか俊一郎ジイサンだけが、
孫ほども若い娘とラブラブに終わるという斬新な結末!(笑)
なんだか分からないけど、めちゃ画期的っ?!

これは、
「恋なき時代」の新しい物語として、
かなり論議を呼ぶものではないでしょうか。

わたしは、ここに、
北川悦吏子の攻撃性さえ感じ取ることができるし、
時代に対してナイフ突きつけてる気もするし、
場合によっては未来を見捨ててる気もしますね。

よくもわるくも問題作ではないかしら?




にほんブログ村 テレビブログへジャンル関係無しなんでもレビュー 映画ブログ・テーマ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.07.13 17:12:56
[わたどう~ウチカレ~らんまん!] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

日記/記事の投稿

カテゴリ


© Rakuten Group, Inc.
X