カテゴリ:わたどう~ウチカレ~らんまん!
タイトルが「らんまん」ですから、
ドラマの要所要所で、 花々が爛漫に咲き乱れるシーンが出てくるはずですが、 そのなかでも先週のラストシーンはとくに美しかった。 満開の桜の花の下を、 寿恵子がおみやげを渡しに追いかけてくるところ。 淡い夢のような美しさに、思わず胸が絞めつけられて、 何度も何度も見返してしまいました。 ◇ 寿恵子は、 はじめは万太郎のことを忘れていましたが、 ふと木から落ちた「カエル様」だと思い出し、 遠い四国の田舎へ帰っていくという万太郎に、 おみやげを持たせようと追いかけてくるけれど、 それ以上の下心は何もありません。 牧瀬里穂は九州の人。浜辺美波は北陸の人。 2人とも出身は東京じゃありませんが、 チャキチャキした東京女の雰囲気とか、 愛想がよくて後くされない感じがよく出ています。 ◇ これまでの美波の作品のなかで、 いちばん美しいと思ってたのは、 日テレの「ウチカレ」のときに、 岡田健史が、眠っている美波のメガネを外すシーン だったのだけれど、 今回は、それを超える美しさでした。 …といっても、 それは浜辺美波の美しさというより、 なによりも夜店や夜桜の美しさだったのですね。 そして、 東京の娘への届かぬ片思いを抱きつつ、 後ろ髪ひかれながら故郷へ戻らねばならない万太郎の、 切なさから来る美しさでした。 カエル様を見つけた寿恵子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.07 15:08:24
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