テーマ:政治について(20133)
カテゴリ:政治
クレムリンが無人機で攻撃され、
ロシアの自作自演も疑われています。 生成AIが出現する以前から、 国家やマスコミの嘘を見抜くのは困難な課題でした。 人間が嘘をつくのは、 今にはじまったことではありませんが、 今後は、生成AIの出現もあいまって、 国家やマスコミや個人の噓が、 より高度なものになっていくかもしれません。 しかし、その一方で、 今後は、AIが、 人間の噓を見抜くようにもなっていくでしょう。 ◇ 人間が嘘をつくのは、 第一に、自他の悪意に負けた場合であり、 第二に、他人の嘘を信じてしまった場合であり、 第三に、勘違いをしてしまった場合です。 はからずも勘違いをしてしまうのは、 情報を理解するリテラシーが欠けているから。 はからずも嘘を信じてしまうのは、 情報の信頼性を評価するリテラシーが欠けているからです。 他方、AIには、 人間のような悪意は存在しませんが、 やはり嘘を信じてしまう場合はあるし、 誤まったデータ読解をする場合もあります。 入力されたデータそのものに瑕疵があっても、 AIみずからがそれを疑うことはできないからです。 これも、いうならば、 AIの「リテラシーの低さ」を意味しています。 ◇ しかし、そう遠くない将来に、 「情報の信頼性を評価するアルゴリズム」が生まれれば、 AIは、膨大なデータを比較しながら、 確率的に真実を見抜くようになる。 そして、AIはいずれ、 警察や考古学者がそうであるように、 人間から得られる情報よりも、 物証のほうを信じるようになるでしょう。 人間の情報は、物体の情報に比べて信頼性が低いからです。 そして「嘘を見抜くAI」は、 たんにフェイク情報を排除するだけでなく、 歴史の真実をつぎつぎと明らかにし、 犯罪捜査や考古学を飛躍的に発展させていく。 それは「福音」とも言えますが、 ある意味では「最後の審判」としての意味をもちます。 人間のあらゆる嘘や犯罪が暴露されるからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.06 02:14:37
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