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まいかのあーだこーだ

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2024.06.15
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NHK「地球ドラマチック」を見ました。
今回は《ネアンデルタール人 vs ホモサピエンス》です。

以前、
縄文人と弥生人の遺伝子分布の記事を書いたときから、
ネアンデルタール人とホモサピエンスの関係にも、
ちょっと興味があったのよね♪



最初に問われるのは、
「なぜホモサピエンスだけが生き残ったのか?」
「なぜネアンデルタール人は絶滅したのか?」
…ってことなのだけど、

実際は、
ネアンデルタール人が絶滅したとは言いきれず、
現生人類の遺伝子の数%のなかに生き残ってる。

その意味では、われわれの先祖だと言っていい。




たしかに、
純血のネアンデルタール人は絶滅したけれど、

それをいうなら、
アフリカ以外の地域では、
純血のホモサピエンスもまた絶滅してしまって、
いまや両者の混血しか残っていません。

しかも、
(今回の番組では取り上げられませんでしたが)

以下の研究結果によれば、
現在のアフリカ人のなかにさえ、
ネアンデルタール人の遺伝子は混じってるらしい。


これは何を意味するか??

…わたしが思うに、
少数の凶暴なネアンデルタール人が、
大多数のホモサピエンスとの交配を繰り返して、
純血のホモサピエンスを駆逐したのでは?ってこと。

ホモサピエンスがネアンデルタール人を駆逐したのではなく、
ネアンデルタール人が純血のホモサピエンスを駆逐した、
というほうが正しいのではないかしら?



今回の番組に則していうと…

ネアンデルタール人は、
ヨーロッパをはじめとする北方に進出した狩猟種族で、
資源の乏しい過酷な環境で狩りをしながら生き延びていた。

ホモサピエンスよりも脳の体積が大きく、
背は小さいけれど筋力が非常に強く、
肌の色は白くて、瞳や髪の色も明るかった。

木製の槍や火を使いこなし、
アフリカゾウの2倍も大きいアンティクウスゾウを、
協働で追い込みながら狩ったりしていた。

子音や母音を発声できる舌骨をもち、
装飾品を作る芸術的な能力ももっていた。

30人程度の集団で生活をし、
他の集団から女性を迎えて(あるいは略奪して?)
いわゆる父系社会を構成していたようです。


しかし、
資源の乏しい環境に生きたネアンデルタール人は、
最大でも総人口が7万人ほどしかおらず、

孤立した集団などでは近親婚を繰り返し、
その結果、遺伝的な多様性を失って、
さまざまな環境変化に適応できなくなっていった。



ホモサピエンスが、
現在のネグロイドの直接の先祖、
つまり、アフリカの黒人そのものなのに対して、
ネアンデルタール人は、
現在のコーカソイドに似ていて、
つまり、ヨーロッパの白人に近いように思える。

ホモサピエンスが、
温暖なアフリカで繁栄した採集種族だとすれば、
ネアンデルタール人は、
寒冷なヨーロッパを生き延びた狩猟種族ですし、

どちらが狂暴だったかは想像に難くありません…。



これは、あくまで、
わたしの想像だけど、

人口の増えすぎたホモサピエンスは、
アフリカを出て中東からヨーロッパへと進出した。

そして、そのとき、
ネアンデルタール人の一部は、
近親婚を回避すべく、
ホモサピエンスの女性を略奪し、
混血交配を繰り返しながら遺伝子を残したのでは?

そして、その際に、
競合するホモサピエンスの男性を排除すべく、
殺戮を行った可能性もあるんじゃないかしら?



考えてみれば、
南北アメリカの白人入植者たちも、
先住民族やアフリカ人奴隷を虐げながら、
その女性たちとの混血を進めてきたわけです。

これは、
北方の凶暴なネアンデルタール人が、
南国の従順なホモサピエンスと混血してきた歴史を、
現代において継続してるってことではないかしら?


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最終更新日  2024.06.15 13:13:57


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