|
カテゴリ:レシピ
去年までは地味に活躍していたのに、
節電せつでんと喧しい今年、いきなり表舞台に躍り出たものに グリーンカーテン、緑のカーテンがあります。 その代表格がゴーヤ。 わたしには、夫の故郷、鹿児島での呼び名ニガウリの方が親しみがあります。 鹿児島県人の夫にとっては、いわばソールフードで、 正確にはニガゴイみたいに発音します。 呼び名はともかく、このニガウリ、育てやすいようで、 秋口まで次々に実が生るそうです。 お庭やベランダでそろそろ実がつき始めたというお宅も多いかもしれません。 皆さん、もちろん召し上がりますよね? ニガウリと言えば、ゴーヤチャンプルー? 鹿児島では、豚肉と木綿豆腐と一緒に味噌味で炒めることが多いようです。 でも、たくさん穫れると、毎日それじゃ飽きてしまうのでは?と思い、 余計なお世話なのですけど、簡単レシピをご紹介します。 一つ目は鹿児島の義母に教わったニガウリのおひたしです。 すごく簡単なのですが、なぜか苦味が和らいで、すごく食べやすいです。 用意するものは、ニガウリと削り節一掴み、濃い口しょうゆ。 ヤカンいっぱいのお湯と、ザルです。 まず、ニガウリを縦に二つに割り、種とワタをスプーンなどでかき出します。 苦いのが嫌いな方は綿をよくとり、苦みが好きならざっと取ってください。 ヤカンにいっぱいお湯を沸かす間に、ニガウリを小口からスライスします。 厚みは3~5mm位かな。あまりお上手にスライスすると味と歯ごたえが無くなるのでご注意。 スライスしたニガウリをざるになるべく重ならないように並べ、 沸騰したお湯をニガウリにかけます。ゆっくり、まんべんなく3回当たるように(細かい!)。 ビックリするようなきれいな緑色になりますよ。 ざるを振ってお湯をよく切ったら(絞ったりしないでね)、 深めの器に移して、鰹節を山盛り乗せ、上からお醤油をかけ回します。 はい、出来上がりです。 鰹節のたんぱく質が苦みを和らげるらしく、お醤油と鰹節の香りとさわやかな苦み、 そしてほんのり甘みも感じるおひたしです。 ニガウリは歯ごたえが残るくらいがおいしいです。 鰹節は袋に入っている削り節でももちろんかまいません。 でも、mi-saさんはご存知かもしれませんが、 鹿児島には半生の鰹節があって、これを包丁で削って載せるのがmamatam流です。 もう一つは、↑上のレシピのパクリです。 ある時、鰹節を削るのが面倒になってしまって、 代わりにツナ缶を使ってみたら、これが大ヒット。 鰹節とはまた違った美味しさです。 最後にちょっとお酢を足してもおいしいです。 (お酢は必ず最後に入れてください。先に入れるとすごく酸っぱくなります。) 今回も写真はなくて、スミマセン。 せっかくの緑のカーテンの副産物、美味しくお召し上がりくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[レシピ] カテゴリの最新記事
|