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カテゴリ:思ったこと、いろいろ
昨日は、友人と数年ぶりで会い、彼女のおススメの焼鳥屋さんに
行きました。 お店は、超満員、それもほぼ全部が予約だったようで、店長さんの 「すみません」の一言で、何組ものお客が入り口を開けただけで、 スゴスゴと帰って行きました。 駅から遠いし、わかりにくい場所なのですが人気店のようです。 それだけのことはあって、すごく安いのに実に美味しかったです。 でも、限界に近い程のすし詰め状態でした。 わたしたちは、カウンター席に案内されたのですが、友人の方に 顔を向けて話していると、彼女の隣に座っている男性と頻繁に 目が合うのです。 「何ジロジロ見てんのよ!」と絡んでみたり。。。はしませんでした。 あまり目が合うので、古い知り合いかと記憶を探るも、どう考え ても知らない顔。 お店の人が動き回るにも不自由するほどぎっしり椅子とテーブルが 詰め込まれた店内で、カウンターの椅子同士も超近いので、聞こう と思えば隣席の話がまる聴こえでしたから、気になる話題があって ついこちらを見てしまっていたのかもしれません。 正直、あまり良い感じはしませんでした。 同じ夜でも平日ならもう少しゆったりしているのかもしれませんが テーブルや椅子の配置は変わりませんから、大差があるとは思え ません。 鶏肉は新鮮だし、味付けも焼き加減もとても良くて、本当に満足 のお味でした。それをあのお値段で出すには、ああいうお店に なるのは仕方ないことなのでしょう。東京の端っこの駅の、その 駅前でも端っこのお店とはいえ、都内は都内ですから。 「オバちゃんがいると、店内が喧しくなって迷惑」と息子などは 言う、そのオバチャンの一員でありながら、お店はやっぱりもう 少し静かで落ち着いて、余裕がある方が良いと思ってしまいました。 月に数回、時には週に何回か「呑み」があった大昔は、味も雰囲気 もどうでも良くて、お値段がダントツの最優先でした。少し大人に なって、懐に余裕が出て来ると、お値段は大事だけどたまには味の 良いお店にも行きたいよね、なんて生意気を言うようになったもの でした。 オバチャンになった今、改めて優先順位を考えると、「わたしの」 という断り書き付きで、1に味、2にお値段、3,4がなくて5に気配り となるでしょうか。 (そういえば、このお約束の「3,4がなくて」はどういう意味なので しょうね 癖で、つい使ってしまいますが、よくわかりません。) オバチャンの懐の余裕は、お歳のいったおねえさんの頃よりランク アップしていないどころか、確実に数ランク下がっていますけれど 要求するものはあの頃より格段に増えたように思います。 何しろ、見かけの雰囲気とかに目をくらまされることはもう殆ど ありませんから、その場でグズグズ言うことはなくても、採点自体 は、かなりシビアです。 もう一回行く?という問いに対する答えという形ではっきり白黒 がつきますから、単純明快ですしね。 そんなわけで、今回のお店は、友人の行きつけで美味しいと聞いて いたので一度行ってみたかったのですけれど、味はわかったから 満足、2度目はもういいかなと、実にあっさり採点結果がでたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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