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カテゴリ:文楽
まとまったものを書く時間がなかなか取れないので、またまた端ネタですが、ずっとほしくて、でも見つからなくて、ほとんど諦めていたものがこの間ゲットできたので、それをアップしたいと思います。ツメやんズの一人、腰元の浅黄ちゃんです。
3人で一体の人形を遣うことが大きな特徴の人形浄瑠璃ですが、端役の群集や兵士、子ども、腰元などは頭だけで身体も足も手もない人形が使用されます。 こういう人形はツメ人形と呼ばれて、まだ、脚遣い、左遣いとしても舞台にあがれない修行中の人形遣いさんが一人で遣います。 美男美女揃いの文楽人形の中で、よく言えば親しみやすく個性的な顔立ちのツメ人形たちにスポットを当てた文楽グッズがツメやんズというシリーズです。 この子はその中の携帯ストラップの仲間のひとりです。 先日、明治神宮の鳥居前で開催された「にっぽん文楽」に出掛けた時、会場の端っこに設営されたテントの売店で見つけたのです。 国立劇場に行く度に売店を覗いては探していましたが出会えなくて、ここで会ったが百年目とばかりに即買いしました。 可愛いでしょ? わたしのスマホ、この子の仲間たちでとても賑やかなので、もうふやさないと決心していたのですが、この可愛さの前にはその決心も無力でした。 その賑やかな仲間たちの中で、この子はまだご紹介していませんでしたよね。 「こども」ちゃん、唐子頭がとりわけお気に入りです。 目のあたりが擦れたのか、ウィンクしてるみたいになっちゃいましたが、そこがまた可愛くて、なんか悪戯をしてコラァとか言われて、右手で頭を掻き掻き、片目を眇めて「でへへ」とか言ってるように見えませんか? この子たちを企画制作して販売していたNPO法人「文楽座」は3月いっぱいで解散してしまいます。 もう、仲間が増えることはないのかしら? そう思うとなんだか寂しいです。 最後の最後にご縁があって手元にやってきてくれたので、大事にしないとと思っています。 出会いの場となった「にっぽん文楽in明治神宮」は、国立劇場で見るのとは趣の違う、お楽しみいっぱいの催しで、早いうちに時間を取ってレポートしたいと思っていますが、ご一緒したnaominさんは早々にレポートされていますので、興味がおありの方はこことここを見てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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