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テーマ:伝統芸能(30)
カテゴリ:文楽
初めての新国立劇場です。
ホームページより拝借 新宿の隣の初台という駅に直結のビルになっていました。 メインになるのはオペラやバレーを上演するOPERA PALACE。 ホームページより拝借 他に中劇場と小劇場があってさらにオペラシティという超高層ビルの複合施設になっています。 超現代的なビル群ですが、間にはいくつもの水場(浅い池)が設えられていて、ビル風のせいか水面に漣が立って涼しげでした。 OPERAPALACEでは現在二期会がオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を上演中でした。 ホームページより拝借 他には小劇場と中劇場があって、現在は小劇場で文楽、中劇場で歌舞伎の「夏祭浪花鑑」が上演されています。 昨日も書いた通り、わたしは文楽を拝見しました。文楽鑑賞教室で、上演されたのは伊達娘恋緋鹿子と夏祭浪速鑑でした。 昨日、伊達娘恋緋鹿子を、江戸の娘お七が恋人に会いたさに街に火を放つ話と書きましたが、あれはわたしの勘違いでした。正しくは、恋人が家の名誉のために探していた剣を取り戻したお七は、その剣を検分に間に合うようにこの夜のうちに恋人に渡そうと、木戸を開かせるために火事を知らせる半鐘を打つ、というものでした。 降り頻る雪に手や足を滑らせ、転げ落ちそうになりながら火の見櫓の梯子を登っていく場面は、人形劇である文楽ならではの見せ場です。 文楽鑑賞教室で上演するのに最適な作品だと感じました。 このあと、夏祭浪花鑑の上演となります。 長くなりましたので、続きはまた明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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