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マルセルの独り言

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marcelle33

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Feb 21, 2007
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カテゴリ:ワイン

bonsoir,

本日、ホテル・オークラ福岡にてラック・コーポレーションの試飲会がありました。

アイテム数は100アイテムと規模的には中くらいでしょうか。
しかし内容にはぶったまげました。

今回、どういう意図かブルゴーニュのみでした。
生産者だけでも列挙してみましょう。

FAIVELEY
Bertrand Ambroise
Guy AMIOT et Fils
Simon BIZE
Bruno Clair
Philippe Colin
Bruno Colin
Jack Confuron COTETIDOT
Frederic ESMONIN
Jean GRIVOT
Michel LAFARGE
LEFLAIVE
MAUME
MONGEARD MUGNERET
Pierre MOREY et MOREY-BLANC
la POUSSE d'OR


この錚々たる造り手たち。これだけでも驚きである。
しかし、これに加えて銘柄にも驚かされた。
村名からG.C.まで。名だたる銘柄の勢ぞろいだ。

ヴィンテージは、2004が中心だった。中には03、05あたりもあった。
03は、特にマル的にまったく興味がなく
今日まであまりデギュすらしたことがなかった。
しかしこの機会にちょっと試してみた。
やはり予想通り。ホントに面白みのないものであった。
ブルでなければあんなのが好みの人もいるだろう。
しかしだったらわざわざこんな高い金を払う必要もないのである。
ブルである意味がない。03はホントに呆れるばかりだった。
舌が疲れることもなく・・・
GCは、こんなに沢山の、しかも若いヴィンテージをデギュできる機会なんて滅多にない。
ほんとうに今日はラッキーだった。
しかし舌が疲れてやはりわけがわかんなかった。
それでも一つ思ったのは、やっぱり若い内は心動かすものが無いね。
マルが行った時間は、かなり遅く、終わり1時間前くらいだった。で、
終了の頃になった時、ラックの方が
「恐縮です。もう終了となります。
それで申し訳ないですが、開いてる瓶はどうぞお好きにお持ち帰りください」
だって・・・・・・

なぬっっ である。

マルの記憶では、恐らくこんなの初めてである。
なぜならば、普通はそこのホテルに置いていくからである。
あっても付き合いの深い人が耳打ちで「コレくれ」と言うくらいである。
随分ふとっぱらなインポーターである。
おいそれとばかりにわたしはある瓶へまっしぐらだった。

Meursault vandanges selectionées 2002 LAFARGE

コレである。今日のワインの中でこれだけだった。
「わおぉっっ!!!」 とわたしのド肝を抜いたのは。

でも赤も単純に晩酌に欲しかったので、素直に向かったのは、

Savigny-les-Beaune les Serpentières 2004 Simon BIZE

コレ。素直に美味しいと思えた品だった。
LUCの人にも「今日、美味しいと思ったこの2本だけいただきます」
と言っていただいた。
値も高騰している状況の中、それなりである。
ムルソ¥6300- サヴィニ¥6800-←これは高いかな・・・
LAFARGE et BIZE

他の人はと言うと、スゴイ。5、6本、みなさん、スゴイ。
強欲に。ぜんぜん美味しいと思わなかったシャンベルタンやクロ・ヴジョ、コルトン。
必死に抱きかかえてました(苦。





今日はホントにラッキーだった。
わたしは試飲会に行く予定なんかまったくなく、
あってることすら知らなかった^^;
オークラに用事があって来てただけで、そしたら
ここのソムリエが「今日あってるよ」と教えてくれたのである。
名刺も持ち合わせがないまま、会場に入れてもらった。
(本来ならば参加に名刺が必要)
最近のわたしは、試飲会なんて行く気がおきないのである。
なぜかというと、疲れるのである。舌が。
何十種類もデギュしていると舌が疲れて終いにはデギュの意味がなくなる。
水で口をゆすいでもそれでも疲れがとれない。
なのでよく思う。みんなしかめっ面でやってるけど、わかってんだろか?と。
少なくともわたしはわかんなくなる。意味無し。
そんなこんなで、べつにどうでもよかったがついでなので行ってみたしだいである。
内容までは聞いてなく、来てみてビックリ。ほんとに目を疑った。

しかしなぜブルばかりなの?いまさら。
わたしと同じように、昨今の値の高騰でブル離れが著しいのかな?
値の高騰はべつにブルに限ったことではない。
だが目に余るものなのである。そういうことである。

値は、まだ上がります。間違いなく。
これはユーロ高の影響だけではない。
仏の法的な根拠も絡んでいるのである。
さすが仏だとは思ったが、単純なようで単純でない。
しかしこの法、今や仏の風潮にもマッチしていないような・・・




他のブログ見てると、未だに不釣合いな金額を払って
ポンポン開けている人もいらっしゃるようだが・・・

ものに見合った払い方をしないと、本当の良さってわかんないと思うのである。




par marcelle
















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Last updated  Feb 22, 2007 01:22:45 AM
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