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テーマ:本日の1冊(3684)
カテゴリ:本
先日紹介した本を読み進めています。
まずは「代表的日本人」 積み本20180403 01 posted by (C)摩周丸 「西郷隆盛」と「日蓮」を読みました。 まず「西郷隆盛」。内村は彼を情の厚い男として評価しています。それがよい方向に進んだのが明治維新、悪い方向へ進んだのが西南戦争でした。 また、彼はとても慎み深い男でもあり、何処かを訪問する際にも、玄関から呼び出すことができず、偶然家の人が出てくるまで辛抱強く待つ・・・・・・といった面も描かれていました。 次に「日蓮」生まれから亡くなるまでを描写しています。漁師の子に生まれ、仏門に入り、そして法華経を拠り所に国家諫行を実施、様々な難を経て身延入山・・・・・・ 内村は日蓮をいささか常軌を逸した人物と捉えるとともに、大変慈悲深い人物と評価していました。 この二人を描くのに共通しているのは、内村自身がキリスト教信徒であるため、常にその世界観から人物を見極めようとしている点です。 欧米社会に日本人を宣揚するための配慮かもしれません。 残りの三人もできるだけ早い内に読もうと思います。 代表的日本人【電子書籍】[ 内村鑑三 ] 次は「空母プロメテウス」 積み本20180403 02 posted by (C)摩周丸 表題作の「空母プロメテウス」と「アロウヘッド」を読みました。 「空母プロメテウス」は、巨大な軍艦がトラブルにあった際、あまりの巨大なシステム故に人間の力ではどうしようもなくなくなる様を描いています。 「アロウヘッド」は機械が全ての操作を果たしてしまう戦闘機と、それでも機械を操りたい人間の葛藤とその結末を描いています。 人間が機械に抗う様。岡本はそれを全編通して描きたいのかもしれません。 こちらも後三編残っているので、機会を見つけて読んでいきます。 最後に【宣伝】 「BOOTH」にて好評発売中です。 征く途の彼方に posted by (C)摩周丸 「征途×艦これ」短編小説集「征く途の彼方に」です。 サイトは下記になります。 ・ 「アイアン・フィスト」 「模型工房アイアン・フィスト」と併せてよろしくお願いいたします。 せっかくなのでもう最後に【布教】 原作はコチラです。 征途 愛蔵版【電子書籍】[ 佐藤大輔 ] 征途愛蔵版 [ 佐藤大輔 ] それではまた・・・ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/04/12 09:57:59 PM
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