カテゴリ:現代短歌の曠野
斎藤茂吉(さいとう・もきち) 石の上に羽を平めてとまりたる茜蜻蛉も物もふらむか 歌集『小園』(昭和24年・1949) 石の上に羽を平たくしてとまった 赤蜻蛉もものを思っているのだろうか。 註 物もふ:「もの(を)思う」の約まったもの。和歌では頻出する語で、その多くは恋愛感情を意味する。 アキアカネ(赤とんぼ) ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.16 13:23:57
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