カテゴリ:うたのおけいこ
坂本野原
里芋を娘が茹でてくれたとき縄文土器を嗅いだ気がした 生命の季節は終わり冬催う曇の空に霧雨の舞う AIを使い使われ人類の2050年地上の旅は 世界中分断、対峙、戦争のこんな未来を想像したか おせっかいなサム伯父さんも年老いて世界がばらば らになり始む * 佐佐木信綱「ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲」の本歌取り → 香川ヒサ「ひとひらの雲が塔からはなれゆき世界がばらば らになり始む」の本歌取り。 ほうぼうで争いごとのある世には安住の地がないのもわかる ラグビーとフットボールは原始的狩猟採集ご先祖祭り 音楽と歌と踊りはまとまって同時発生したと思える 芸術は集合的な無意識に作用するけど宗教じゃない 宗教と違うところは人間が主役だったり作者だったり 昔から女人はいつも優しくて言うほど変わってないんじゃないか 星の数おんなはいるよ 実はそう思っていない嘘つきな俺 成熟しさくら咲きたり実りたり天使の宮脇咲良 加藤茶の最晩年のしあわせを我言祝がむ 綾菜ちゃん、ペ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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進化とはいかなるものぞこの惑星(ほし)で殺し殺さる高等生物
(2023.11.27 06:53:01)
七詩さん、いつもありがとうございます(^^)
本当にそうですね。戦争の時代は20世紀で終わり、21世紀は落ち着いた平和と協調の世界が実現するんじゃないかなあ~などと、なんとなく素朴な希望的観測をしていましたが、完全に裏切られている思いです。 人類は愚かだという一語では言い尽くせないと思いますが、残念です。 ・・・なお、冒頭一首目は、割とよく出来たと思ってます(^^) (2023.11.28 05:59:19) |
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