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NHK 山内泉アナウンサーに称賛の声 低い声で強く「今すぐ逃げること!」 「東日本大震災を思い出して下さい!」 一部「怖い、不快」の声も 「緊迫感伝わる素晴らしいアナウンス」 「プロフェッショナルの真髄を見た」 【デイリースポーツ 元日ウェブ配信】 〔記事引用〕 NHK・山内泉アナウンサーが1日、スタジオで緊急出演し、緊急地震速報を伝えた。 午後4時過ぎ、サッカー日本代表の中継から切り替わり、山内泉アナが登場。石川県の中継画面とともに、「緊急地震速報です。揺れているのが確認できました。石川県の皆さん、テーブルや机の下に隠れて下さい。安全な場所にいてください」と呼びかけた。 「4時6分頃、強い地震がありました」と、石川県に震度5強があったことを伝えたが、その4分後、再び緊急地震速報。山内アナは「新たに出ました。新たに緊急地震速報が出ました」と繰り返すと、「緊急地震速報の地域が拡大されました!非常に広い範囲で緊急地震速報が出ています。姿勢を低くして頭を守って下さい」と呼びかけた。 緊迫感が漂う中、津波警報が出ると声のトーンが変わり「津波警報です!すぐに逃げて下さい!いますぐためらわずに逃げて下さい。東日本大震災を思い出して下さい!」と強く呼びかけ続けた。 さらに、大津波警報が発令されると低い声で強く「大津波警報が出ました!今すぐ逃げること!高いところに逃げること!」と伝えた。 SNSでは「怖い」や「落ち着いてほしい」との声もあがったが、多くの人は東日本大震災の教訓から「これが災害時のアナウンス。逃げるように促して流石だなと思った」、「『怖い』っていう人は東日本大震災を覚えてないの? 緊迫感が伝わる素晴らしいアナウンス」、「NHKのアナウンスは適切」、「危機感を伝えながら冷静さを失わない。プロフェッショナルの真髄を見た」と称えていた。 〔引用終わり〕 元日午後の突然の自然災害の報を、私もリアルタイムで見て聴いた。 私が確認しただけでも、NHKは、少なくとも総合テレビ・教育テレビ、ラジオ第1・第2(英語の同時通訳付き)4波のサイマルキャスト(同一内容の同時生放送)で流し続けた。確認していないが、衛星放送(BS)でもやっていたのだろう。 地震発生直後から、少なくとも数時間、山内泉アナウンサーがほとんど一人で喋り続けた(途中から解説委員が加わった)。 怒鳴るように強く話すだけではなく、状況説明の部分では冷静な声で、緩急をわきまえた話し方をしていることも明らかだった。 見事だった。その敢闘と高い職業意識に感服した。深い敬意を表する。 NHKが誇る、「歴史的名放送」列伝の一つに加えていいんじゃないかと思った。 (ちらちらザッピングして見た民放も悪くはなかったが、やや混乱・間延びして悠長な憾があった。) もちろん、私はあれで良かったと思っている一人である。良識ある成熟した大人の社会人として、100%評価・支持する。 確かに、「怖い」という人がいたのも分からないではないが、こういう重大な災害時には、一定の恐怖感を惹き起こすぐらいでいいのだと思う。 こういったことに、ネット上などで口汚い言葉を使って文句を言っている人がいるのを私も見ているが、どんなことに対してもケチをつけるばかりの「不平不満居士」ではないかと思ってしまう。 本当に不快なら、テレビを消すかチャンネルを変えればいい、のひと言に尽きる。 多くの人たちの生命と、こういう人たちの瑣末でくだらない「不快感」を天秤にかければ、無視して差し支えないと、即座に思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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NHK山内泉アナが元旦に報道した石川県緊急地震速報に思う!
国民の一人でも多くの命を守るためでき得る最大限のアナウンスでした。東日本大震災の苦い経験が活かされた真に迫ったプロフェッショナルの対応であり、泣けてくるほど素晴らしい報道だと思いました。 (2024.01.05 21:33:38)
nonakaさん、ご訪問とコメントありがとうございます(^^)
本当ですよね。私も目頭が熱くなりました。 本文でも触れましたように、批判している人も一部いるようですが、NHKは絶対の自信を持っていいと思います。 (2024.01.06 07:49:25) |
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