カテゴリ:山形県の菓子(郷土菓子含む)
2008.11.15初公開
![]() 写真1「秋だより」
「出羽の久寿」は「でわのくず」と読みます。 「出羽の久寿」は庄内藩主家への勤納品だった「大菊・小菊」が 元々のお菓子だったとの由。 たしかに到道博物館の売店や「物産店 大店でがんす」では 庄内藩主・酒井家の家紋「かたばみ」をかたどった「出羽の久寿」が売られていました。 恐れ多くて、私には買えませんでしたー。 このお菓子は、見ているだけでシアワセな気分!! 食べないで飾っておこうかと思うほどでした。 このままお茶請けに食べられるということでしたが。。。 写真2「さざんか」からバラで
写真2のなかから、さざんかの葛落雁をお茶碗に入れ、 お湯を注ぐと↓ ご覧のように葛湯になりました。
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お殿様ゆかりのお菓子なので、お殿様関連のエピソードをひとつ、ご紹介しましょう。 人づてに聞いた話(情報ソースはナイショ!)ですが、 情報ソース氏いわく 「徳川四天王*の一人と言われた酒井氏の末裔、 第18代のお殿様が街にいることです。 とてもいい人で、氏(お殿様)が街を歩いていると、 市民は、みな、お元気ですかと頭を下げるそうな・・」 *酒井忠次、本多忠勝、井伊直正、榊原康政の4氏
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最後になりましたが「出羽の久寿」に関しては鶴岡市内を歩き回った印象では、 (たまたまだったのかもしれませんが) 「物産店 大店でがんす」よりも「到道博物館売店」のほうが 商品のラインナップが充実していました。 また季節が限定されるようですが、楽天のネットショップでも買えます。 鶴岡市内にある飲料会社の製菓部製造というお菓子なので お店を構えて販売しているわけではないようです。
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Last updated
Jan 26, 2019 09:40:11 AM
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