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ブログ版 お菓子なみちのく

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Feb 2, 2019
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2012.2.25初公開


写真のお菓子が二本松市玉嶋屋さんの「浮き草」です。

口伝によると、なんでも二本松の殿様のネーミングで

江戸時代からつくり続けられているお菓子なんだそうです。

丹羽の殿様、かなりの菓子好きだったのでしょうか。

それはともかく、食べてみると、ひと口大の最中でした。

このお店の餡は、おいしく、手のかかった味わい。

皮にお砂糖がまぶしてありますが、それは後世の工夫とのこと。

1個2個と続けて食べたくなる、おいしさです。

 

玉嶋屋さんの建物は大正期の建造。店内は、趣ある造りでした。

将軍家献上品だったという名物の羊羹が並ぶショーケースの脇に

季節の上生菓子が並ぶコーナーがありました。

お店をお訪ねしたのが2月半ばだったため、

早春を告げる「梅」や「水仙」の練りきりが並んでいました。

そのなかで私の目を引いたのが、「うば玉」!

「うば玉」は、手持ちの資料から引用すると、

江戸時代の『菓子話舟橋』*に製法が載っているお菓子なんだそうです。

その「うば玉」が福島県の白河だけではなく二本松でも作られていたのだと知り、

私は、二本松という土地柄に感激したのです。


*『菓子話舟橋』1841(天保12)年、江戸で発行。

二本松を治めた丹羽氏は1643(寛永20)年8月に白河藩から二本松藩に移封された。

DATA 玉嶋屋 二本松市本町一丁目88 TEL0243-23-2121









空の庭RESORT






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Last updated  Feb 2, 2019 09:06:27 AM
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