NHKで大人気の番組「チコちゃんに叱られる」は、
私も大好きな番組である。
最初この番組を見た時は、少し違和感が有った。
それはチコちゃんという主役の着ぐるみに入っている5歳の女の子が、
芸人であるナインティナインの岡村隆史に対して、
「岡村」と呼び捨てにしているからである。
今でも違和感は有るが、
色々な質問に真摯に答える番組自体は好きなので、
今では毎週見ている。
今回は「どうして大人になると、アッという間に1年が過ぎるの?」
というものだった。
その答えに、あれっそうなの?と一瞬分からなかった。
その解答が「人生にトキメキが無くなったから」というものだった。
トキメキが無くなると、何故1年が短く感じるんだろうか?
むしろトキメキが無いほうが、時間を長く感じてしまわないだろうか??
結局トキメキは印象に残る、ということがポイントのようだった。
印象に残ると記憶に残る‥それが時間の長さになるわけだ。
つまりトキメキ、ワクワクを忘れた大人の1年は、
記憶に残らないから、アッという間に過ぎてしまうことになる。
昨日有ったことを、幾つも答える子供たち。
去年有ったことを、指折り数えて沢山答えられるのは、
大人でなく子供たちなのである。
いつから時間が早く進み始めるのか?の質問に対する答えは、
19歳頃からだと言われた。
勿論心や体の状況次第で、その年齢は変わってくる。
いくつになってもトキメキを忘れずにいれば、
いつまでも子供と同じように、1年を長く生きておれるのだ。
やっぱり惰性で生きていってはダメですねぇ‥。
もう一つ、番組の最期にお便りでの質問というものがある。
江戸川の黒い鳥「キョエちゃんへお手紙」というコーナーである。
そこで「私の悩み」として一人の主婦の声を読み上げた。
それが‥「男は何故電気を消さないのか?」というものだった。
夫がつけた電気を消さないことに不満を持たれた主婦である。
それに対して専門家からの意見を伝えていたのだが、
2013年の調査で「妻をイラつかせる夫の行動」の第2位らしい。
夫が点灯しっ放しで消灯しない。
それでイラついている妻は、私が考えているより多いようである。
それで思うのだが、これは妻と夫という問題であって、
特定の女性や男性のことではないということ。
どこの家庭にも有りうる話しで、
一人の夫である○○男だけに問題があるわけでない。
自分の夫だけダメ男ではなく、全国にダメ男の夫が居るということだ。
私が思うに家計を預かる妻としては、妻以外の家族である子供や夫が、
その無駄を分かっていないことに腹が立つのではないだろうか?
これは‥男性脳?女性脳?‥それとも家計を任されている立場の違い?
なので根気よく諭すことで、乗り越えていくしかないと思った。
5歳のチコちゃん、江戸川の黒い鳥のキョエちゃん、
NHKも面白いキャラクターを使うものである。