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カテゴリ:写真のこと
すっかり秋らしくなり、夜には肌寒い位になってきました。
寝るときは窓を閉めて布団をかぶってます。 過ごしやすくなったので私的にはウェルカムなのですが。 夜に蚊の出没もめっきり減ったので、少し前から星空を撮影したくて晴れ るのを待っていました。 ただ、赤道儀を持っていないので、良くある北極星を中心に星が円弧を 描いているやつです。 デジカメは高ISOにおける長秒撮影が可能ですが、撮像素子が熱を帯び るため熱ノイズなるものが発生し、見た目が変色してしまいます。 ですので、長時間露出を続けることは出来るのですが、その熱ノイズを 差し引く処理(ダーク減算)が必要となり、それようのソフトが必要にな ります。 熱ノイズを防ぐには連続した露出をやめ、インターバルを設けて撮像素子 を冷まします(間を空けた連写を行うのと一緒)。 これだと一回の撮影時間は数秒のため星は点にしか写らないため、たく さんの枚数を撮影し、これらを合成することで星の軌跡を線とした写真を 作ります。 露出時間に対しインターバル(冷却時間)が短いと熱ノイズの影響を受け てしまい、逆にインターバルが長いと星がぶちぶち途切れてしまいます。 インターバルが短い方が出来上がりは綺麗につながりますが、短いと いう事は露出時間が長く出来ない(発熱量を抑えるため)、すると暗い星は 写らない、少々さびしい星空になってしまいます。 撮像素子の発熱はボディから発散されるので、露出時間とインターバル の関係は外気温の影響も受けてきます。 などと考えていると気温と露出時間(シャッター速度)とインターバル時間 のデータが揃わないと撮影できないみたいな気分になりますが、まずは お気楽に星空を撮影してみました。 自宅のベランダから、東の空。 撮影時間/23:18~00:33 900枚からの明比較合成 24mm(35mm換算36mm)/f2.8/SS4″/インターバル1″/ISO3200 本当は事前に確認をしていて、ISO1600にしよう!、と決めてましたが間 違えてISO3200になっていました。 合成してしまうとノイズがぼやけて判り難くなるのと、たくさんの星が写っ ていたので結果オーライとします。 横切っている点線は航空機です。 場所が自宅のベランダなのは、カメラを1時間以上放置しなくてはならな いからです。北向きは写せません。 これからいろんなところで撮ってみたいのですが、暇を潰す方法を探さな くては。 これが一番のネックかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月19日 13時11分59秒
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