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Q ミース・ファン・デル・ローエによる組積造の住宅は、どのようなものだった?
A 初期は古典主義的な対称性、中心性の強い直方体でしたが、1920年代では量隗を対角方向に連結した複雑な輪郭の建物をつくります。 ミースの出発点は組積造の伝統的な、対称性、中心性の強い建物でした。その対称性、中心性を崩すために量隗を対角方向に連結して、雁行配置としています。次に内部の部屋も対角方向に連結して雁行する流動的な空間とします。そして部分的にですが、壁が四角い部屋の輪郭から分離して、壁のエッジを出します。ミースは2つの計画案では自由に壁を引き延ばして十字形に配置したり、直方体を卍形に連結したりしましたが、実施設計では伝統的な中心を解体するために、雁行配置で斜め方向に空間を展開しています。 ゼロからはじめるシリーズの17冊目、近代建築入門が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。 南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」 ゼロからはじめる「構造力学」演習が重版決定しました!2刷り目です。構造力学の計算練習の本なので、重版はないなと思っていたけど、うれしい重版の連絡でした。1級、2級建築士の問題からピックアップした問題なので、お役に立つかと思います。ご支持いただき、ありがとうございます。 ゼロからはじめる「RC造建築」入門、ゼロからはじめる建築の「設備」教室の重版が決まりました!ともに11刷りです。 シリーズ15冊目 新刊の出版! RCをマスターしたい人に! 400頁をイラストで充填!台湾から翻訳依頼が来ました ゼロからはじめる「RC造施工」入門 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.04.17 15:48:36
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