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ソルト・ボックス ニューイングランド植民地時代の住宅
Q ソルト・ボックスとは? A アメリカ植民地時代の、ニュー・イングランドで代表的な木造住宅 イギリスのヴァナキュラーな木造住宅を基本としながら、厳しい未開の荒野に素人の手でつくる住宅として、塩の箱に似たソルト・ボックスはつくられました。レンガや石でつくった暖炉と煙突を中央に置いた、切妻屋根、シングル(杮:こけら)葺き、壁は下見板張りのシンプルな木造のボックスです。中央に暖炉の量塊(マス)を置くのは、熱環境や構造補強の点から優れており、中央にそびえる煙突は中心軸を明示して象徴的でもあります。また暖炉の周囲に部屋を配してその回りを巡る部屋構成は、後にF.L.ライトが応用するものです。 参考文献 香山寿夫「アメリカの建築と荒野のイメージ」鹿島出版会 SD1977年4月号 Carole Rifkind “A Field Guide to American Architecture” New American Library Publishers Signet,Mentor,Plume,Meridian & Nal Books 1980 Virginia and Lee McAlester ”A Field Guide to American Houses”Alfred A. Knoff, ING. 1984 ゼロからはじめるシリーズの17冊目、近代建築入門が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。 南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」 アクソメで分析するルイス・カーン、ル・コルビュジエ、ミース、グロピウス、F.L.ライト イラストで読む建築史! 建築基準法の法令集の読み方を、わかりやすく学べます。第5版をお求めください。 建築法規スーパー解読術 新訂第5版 修正追加部分 建築法規の入門はこれで↓ 改訂第3版をお求めください。 1級建築士試験の用語、公式などを一気に覚えられます。新訂版をお求めください。 木造入門の決定版!改訂第2版をお求めください ミカオ建築館ではユーチューブ動画と書籍を検索しやすくまとめてます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.04.11 12:16:16
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