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ペヴスナーによるモダンデザインの源泉
Q 建築史家N.ペヴスナーの言うモダンデザインの源流は、大きく4つに分けると? A ①産業革命後に発達した工学技術、②ラスキン、モリスの思想を元とするアーツ&クラフツ、③アール・ヌーヴォー、④19世紀後半の英米における郊外独立住宅 ペヴスナーによる「モダンデザインの展開」の副題は「モリスからグロピウスまで」とあり、また「モダンデザインの源流」の副題は「モリス|アール・ヌーヴォー|20世紀」とされ、モリスを特に評価しています。 ・ドイツに生まれ、イギリスの大学で美術史の教授をしていたペヴスナー(1902~1983)は、アーツ&クラフツ、アール・ヌーヴォー(イギリス発とされる)、モリス、ヴォイジイらをモダンデザインの源流として高く評価する傾向にあります。モリスをモダンデザインと関係付けることには、筆者は長年、疑問に感じています。 参考文献 N.ペヴスナー著、白井博三訳「モダン・デザインの展開」(みすず書房、1957、原典1949) N.ペヴスナー著、小野二郎訳「モダン・デザインの源泉」(美術出版社、1976、原典1968) ゼロからはじめるシリーズの17冊目、近代建築入門が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。 南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」 アクソメで分析するルイス・カーン、ル・コルビュジエ、ミース、グロピウス、F.L.ライト イラストで読む建築史! 建築基準法の法令集の読み方を、わかりやすく学べます。第5版をお求めください。 建築法規スーパー解読術 新訂第5版 修正追加部分 建築法規の入門はこれで↓ 改訂第3版をお求めください。 1級建築士試験の用語、公式などを一気に覚えられます。新訂版をお求めください。 木造入門の決定版!改訂第2版をお求めください ミカオ建築館ではユーチューブ動画と書籍を検索しやすくまとめてます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.04.11 12:22:32
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