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ブリタニア・チューブ橋
Q ブリタニア・チューブ橋の構造は? A 錬鉄板をリベット留めした側面を持ち、上下に鉄材を集中させたチューブ(筒)状の梁 230フィート(約70m)、2スパンのブリタニア・チューブ橋は、その名の通り、チューブ(筒)による梁(桁)です。梁は曲がると上下端に変形が集中するため、そこに圧縮と引張りの大きな力がかかります。そのためチューブ橋では、上下に多くの鉄材を入れて、H形断面のフランジのような役目をさせています。側面は錬鉄板をリベット留めした板とされ、H形断面におけるウェブのような役目を持たされています。チューブ橋は風圧力を受けやすく、また煙や排気ガスが抜けにくいという欠点のせいか、3角形を組み合わせたトラス橋やアーチ橋でつくられるようになります。 ・当初は吊りで補強する計画だったため、クリフトン吊橋と同様に、上部に鎖を通す孔のあるパイロン(塔門)とされています。 ・ウェールズのメナイ海峡に建つブリタニア・チューブ橋は、現在はパイロンだけ残し、道路と鉄道を2段にして架けた鉄骨トラスのアーチ橋となっています。 参考文献 Kenneth Frampton “GA DOCUMENT Special Issue 2 Modern Architecture1851-1919” A.D.A.EDITA Tokyo, 1981 ゼロからはじめるシリーズの17冊目、近代建築入門が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。 南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」 アクソメで分析するルイス・カーン、ル・コルビュジエ、ミース、グロピウス、F.L.ライト イラストで読む建築史! 建築基準法の法令集の読み方を、わかりやすく学べます。第5版をお求めください。 建築法規スーパー解読術 新訂第5版 修正追加部分 建築法規の入門はこれで↓ 改訂第3版をお求めください。 1級建築士試験の用語、公式などを一気に覚えられます。新訂版をお求めください。 木造入門の決定版!改訂第2版をお求めください ミカオ建築館ではユーチューブ動画と書籍を検索しやすくまとめてます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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