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RCラーメン構造の起源
Q RCラーメン構造はいつできた? A フランスのF.エヌビックにより、19世紀末につくられました。 コンクリートは引張りに弱いので、曲げモーメントを受けると引張り側がすぐに割れてしまいます。アーチやドームは曲げモーメントが小さく、圧縮だけでもたせられますが、直線の梁、床スラブは壊れてしまいます。引張り側に鉄の棒を入れる工夫が19世紀中頃にB.W.ウィルキンソンによって提案されますが、軸方向の主筋に帯筋、あばら筋を巻き付ける現在のRCラーメン構造がつくられたのは19世紀末で、フランスのエヌビックによるものです。1892年に特許を取り、1896年に3つの紡績工場をその構造で建てています。 参考文献 Kenneth Frampton “GA DOCUMENT Special Issue 2 Modern Architecture1851-1919” A.D.A.EDITA Tokyo, 1981 アクソメで分析するルイス・カーン、ル・コルビュジエ、ミース、グロピウス、F.L.ライト イラストで読む建築史! 建築基準法の法令集の読み方を、わかりやすく学べます。第5版をお求めください。 建築法規スーパー解読術 新訂第5版 修正追加部分 建築法規の入門はこれで↓ 改訂第3版をお求めください。 1級建築士試験の用語、公式などを一気に覚えられます。新訂版をお求めください。 木造入門の決定版!改訂第2版をお求めください ミカオ建築館ではユーチューブ動画と書籍を検索しやすくまとめてます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.26 10:00:00
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