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カテゴリ:クラシック音楽
グルダ・プレイズ・ショパン/24の前奏曲、ピアノ協奏曲第1番、4つのバラード、夜想曲第13番、舟歌嬰ヘ長調、夜想曲第5番、ワルツホ短調(遺作)、夜想曲第17番、そして愛の墓碑銘。 『訪ねて』 フリードリヒ・グルダ、訳:久野理恵子 私はあらゆるところを 訪ねて行った、 ただ訪れただけ。 さまざまなところを旅して、 こんなに遠くまで来てしまった、 東京、 アイダホ、 リオ・デ・ジャネイロ 覚えきれないほどいたるところを ただ訪れただけ。 それでいったい今は? 私にはもうあの頃の若さはない。 まもなく 旅立ちのときが、 この世を旅立つときが、 71番*列車を待つときがくる。 でもたいしたことではない── 特にお前には、そうだお前だ、、、あばずれ! 私だってかまいやしない、 どうせ ただ 訪れただけのことだから。 *71番列車はウィーンの中央墓地に行く。 背中を見せるグルダとこの詩、遺作となったショパンのワルツ、彼はいったい何を伝えたかったのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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