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みきまるの優待バリュー株日誌

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株式投資全般

Oct 23, 2021
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カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト112位





 ラリー・ウィリアムズの株式必勝法(
ラリー・ウィリアムズ著、パンローリング社、2004年)










 の第3弾です。






 今日は、第7章 投資収益を高めるには から。












 ​
 ​ほとんどの投資家は誤った考えを抱いている。彼らは、投資とは1、2銘柄のホットな株やとびきりの不動産物件を探し当てて買い、それを打って莫大な利益を得ることだと思っている。投資で利益を上げるというのは、そういうことではない。自分のお金に対してリターンを得ることである。株価急騰の可能性がある「一発野郎」を探すことではない。​








 私は一生ギャンブル好きだった父親からダイレクトに引き継いだDNAのせいで、「一発」を狙える夢のある銘柄に大きく張り込む悪い癖が以前からあるので、このラリー・ウィリアムズの警句にちょっと、いや本当はかなりドキッとしました。(汗)






​ 最大のルール


 上がり続ける急成長株を一貫してとらえる方法など何一つ存在しないことが過去の研究から明らか。


 ホットな株は非常にランダムな値動きをする。わたしは自分の人生からランダムなものを排除したい。ランダムな成功には、同じだけのランダムな失敗がつきまとうものだ。


 投資で成功するためには、「優位性」を持てるかどうかにかかっている。


 投資元金に対する収益の最大化を望む場合、投資というゲームで並外れた優位性を得る必要はないということだ。マーケットに打ち勝つために、毎年100%にも及ぶリターンを上げる必要などない。過度のリスクをとらなけらば成功できないというわけではないのだ。


 ほとんどの投資家は、どうやっても達成できないような非現実的な目標を設定する。だから、やる気とともにお金をも失うことになる。皆さんに理解してもらいたいのは、ホットな株やホットなうわさ話で儲けるのは、いかに困難かということである。








、、、まさに正論です。私にはどうしても「ホームラン」を狙ってしまう面があるので。。。あぁ、耳が痛いですね。。。(滝汗)






 
​ 最大の投資目標


 よってわれわれの目標は、ひとつの投資判断で大儲けすることではない。そうではなく、継続的に利益を上げる手法を確立し、その手法を一貫して用いることである。株価平均のパフォーマンスを上回ることができれば、ウォール街の秀才たちの80%に勝ったことになり、時がたてば一財産築くことができる。わたしはそれで十分だ。!


 われわれの目標は、株価平均のパフォーマンスを上回ることだ。もしも一貫してそれができれば、他を圧倒する結果が得られる。









 私が専門とする ​優待バリュー株投資手法​ では、理論上「優待分」だけは確実にベンチマークとなるインデックスを上回ることが出来ます。非常に再現性が高くて堅牢なやり方なので、そこにとどまり続けておけばいいのですが、私はどうしてもチャレンジングな銘柄をポートフォリオ上位に据えてやんちゃに戦いがちで、過去を振り返ると平均して年間数%のパフォーマンスを失ってきているように思います。この本を読んで、「自分はもう少し手堅く戦わなくてはならないな。」という気持ちを新たにしました。(続く)







Last updated  Oct 23, 2021 03:48:54 PM


Oct 21, 2021
カテゴリ:株式投資全般
​​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト122位




 ラリー・ウィリアムズの株式必勝法(
ラリー・ウィリアムズ著、パンローリング社、2004年)









 の第2弾です。






 今日は、第6章 投資の目的 から。













 
 長期投資への誤信



 私の考えでは、長期投資家とはマーケットにおける最大のギャンブラーである。彼らは賭けをして、その賭けに固執する。もし間違っていれば、すべてを失いかねない。投機的な投資をしているにもかかわらず、同じ賭けを続けるからだ。



 もちろん、バイ・アンド・ホールド戦略が奏功した事例はあまたある。人々が耳にするのはそういう成功話であるが、その陰には長期的なバイ・アンド・ホールド戦略が失敗に終わったケースが星の数ほどあるのだ。












 この「長期投資がギャンブル」というラリー・ウィリアムズの指摘には一理あると思います。未来は遠くなればなるほどより不確実で不透明になるからです。なので私は2~3年の時間軸で戦う ​「中期投資家」​ を以前から標榜してもいます。






 また、単なるバイ・アンド・ホールド戦略というのもあまり良いやり方ではないと自分も思います。それは実際にはバイ・アンド・ホープということですからね。正解はジム・クレイマーの言う、バイ・アンド・ホームワークでしょうし、私はそうしています。










 
 もしあなたが、買った株を6か月から1年程度保有して利益を上げることを目指すのなら、短期投資家や長期投資家よりもうまくやれるであろう。











 私はのんびりとした性格であることも相まって極力時間軸の長い投資を目指していますが、最近の変化の速いマーケットではラリー・ウィリアムズの言うような6か月から1年程度の時間軸で戦う方がより有利な気はしています。ま、このあたりはそれぞれの投資家の個性・性格・資質も加味して考えるべきでしょうね。(続く)
​​​​






Last updated  Oct 21, 2021 01:58:41 PM
Oct 19, 2021
カテゴリ:株式投資全般
​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベストです。





 第122位は、ラリー・ウィリアムズの株式必勝法(
ラリー・ウィリアムズ著、パンローリング社、2004年)








 です。







 ラリー・ウィリアムズは世界的に有名なスーパートレーダーです。そしてこの本は彼の「実践家」としての長所が遺憾なく発揮された、投資のヒントに溢れた良書です。それでは早速本文へと進んで参りましょう。








 今日はまずは第5章 来るべき素晴らしい上昇相場に備える から。













 
 相場崩壊パターン  



 皆さんに、相場崩壊パターンを紹介しよう。過去何年も前から非常に信頼性の高い、単純なチャートパターンだ。


 損をしないために利用してきた非常に重要なチャートパターンである。最初にこれに気づかせてくれたのは、1962年の砂糖の価格だ。














 
 つまり砂糖は、幾何学数的な華々しい上昇、反落、上昇後すぐに下落というパターンをたどったのである。砂糖価格は1962年から1973年まで下げ止まらなかった。



 次に別の主要な例を示す。(図5.2を参照)。これは、1978年の金価格チャートだ。ここにもまた、幾何学数的な価格上昇、典型的な値崩れ、最後のあがきの上昇というパターンが読み取れる。金もその後、値を戻さなかった。


 

















 
「急上昇、反落、一時的上昇後に下落」というパターンが生じるにはそれ相応の理由があると、わたしは考えている。大きな理由のひとつは、最高値圏でつかんだ投資家が多いことだ。だがいずれはさじを投げ、保有する株や商品を、少しでも価格が戻せば売りに走るようになる。言い換えれば、ものすごい量のオーバーヘッドサプライが頭上に控えており、それが株価上昇を阻むということである。



 負け組というレッテルを張られてしまった株を持ちたいと思うマネジャーはいないのである。ひとたび機関投資家に見放されてしまった株を、個人投資家だけによる買いで大幅上昇させることは不可能に近い。こういう株は低迷を続け、重力の法則に従うかのように下落スピードを増していくのである。



 これは極めて重要なチャートパターンなので、これらの落ちた天使タイプの株を買ってヤケドすることのないように十分に注意してほしい。



 価格が安いのには理由があるのだ。限界的な高値を超えてマーケットが崩壊したということは、価格急騰の再来はこの先6~12年はないと考えるのが妥当だ。ひとたび受けた悪評を返上し、イメージを高め、再び機関投資家の買いを引き寄せるためには、それほど長い時間がかかるのである。














 どうです。ラリー・ウィリアムズの説明って、分かりやすくてかつ心にスーッと染み込んでこないですか? 本当に素晴らしい1冊と思います。







 後、彼のこの相場崩壊パターンの説明を再読していて思ったのは、ウィリアム・オニール が名著 ​空売り練習帖​ の中で述べていた、「空売りの構造​」と非常に似ているなあということでした。ちょっと引用してみましょう。















 そしてこの「相場崩壊パターン」は覚えておくと、実際に非常に役立ちます。ラリー・ウィリアムズやウィリアム・オニールらの「偉大な実践家」の叡智に感嘆しますね。♪ (続く)






Last updated  Oct 19, 2021 01:21:20 PM
Oct 18, 2021
カテゴリ:株式投資全般

 さて今日はPF上位銘柄を紹介する 2021~22主力株概況シリーズ です。






 

13位 7508 G-7ホールディングス (東1、非優待株) ◎~◎◎

 

 

 

 

 

 

 PF時価総額13位の準主力株は、いわゆる「オートバックス4兄弟」次男で、「メガフランチャイジー」企業としては最大級の成功事例となっているG-7ホールディングスです。





 2020シーズンは26位でしたが、株価上昇により大きく順位を上げて今シーズンはここで登場してきました。




















 最近はオートバックスよりも業務スーパーの方がメイン業態となってきていますね。










 

 

 

 

 

 

 現在の株価は2187円、時価総額964億円、PBR4.57、自己資本比率は43.1%、今期予想PER19.27、配当利回り1.6%(35円)で、優待はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも実はG-7は以前は優待株でした。そしてその頃には私は、







 G-7ホールディングスを「初代絶対基準優待バリュー株」として深く信頼し、投資判断の礎・ベンチマークとなる銘柄として極めて高く評価していた





 
のです。

 

 

 

 










 




 







 

 G-7優待廃止の衝撃

 

 

 

 

 

 

 

 

 は自分にはあまりにも大きな物でした。私は開示情報を見たその瞬間からショックで全身が硬直し、悪寒がして歯の根がガチガチいって合わず、大量の汗が目に入り曇ってパソコンの画面はまともに見えず、おまけに手も震えてマウスもまともに動かせないという悲惨な状況に突然にして陥りました。そして何とか正気を取り戻した直後には今度は強烈な吐き気に襲われ、そのままトイレに駆け込んで激しく嘔吐しました。







 それまで全く自覚していなかったのですが、優待バリュー投資家として、G-7は私の「絶対に攻め込まれてはならないダメダメゾーン」だったのです。「真の、本当の急所」だったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、優待族的には「優待廃止は原則として即売り」な訳ですが、私はその後G-7を売り切ることはしませんでした。ファンダメンタルズが超良好な優良株なので、自分の中にどうしても売却の理由を見出せなかったのです。ただG-7に関しては「考えるとすぐに胃液が込み上げて来る。」という精神的に瀕死の重傷だったので、優待廃止後、私はしばらくの間G-7に日記で言及することはありませんでした。。。。。。

 

 

 

 

 


 

 

 、、、、、、それから長い月日が流れました。私は今ではすっかり当時の精神的なダメージから元気に回復し(笑)、依然として楽しくご機嫌でG-7をホールドしています。そして2019年には久方ぶりにお替りして買い増しまでしました。何故ならG-7は非優待株となった今でもとっても良い銘柄であり続けているからです。








 G-7の着実で力強い成長と流れるように美しいキャッシュフロー推移を見ると、







(上記データはかぶたんプレミアムより引用)






「フランチャイジービジネスだけでもこれほどの成功を収めることが出来るんだな。」と改めて目を開かされる思いがします。上場している「メガフランチャイジー企業」では他にも 3177ありがとうサービス なんかも非優待株ですがとてもいい銘柄と思いますし、私達投資家は常識に囚われず、柔らかい頭で広く市場を見渡して銘柄を探索し続けていかなくてはならないんだな、と改めて痛感しますね。








2021~22主力株概況シリーズ 免責事項




2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。







Last updated  Oct 18, 2021 07:55:40 PM
Oct 16, 2021
カテゴリ:株式投資全般
 ​さて今日は株式投資本オールタイムベスト121位






利食いと損切りのテクニック(アレキサンダー・エルダー著、パンローリング、2012年)










 の最終回第8弾です。






 今日は、第9章 弱気派が利益を上げる から。












 センチメント指標は先行する


 
 センチメント指標は、マーケットの群衆からその心情を直接くみ取っている。


 センチメント指標のなかでも非常に単純なのがマスメディアである。大衆の感情が度を越しているとマスメディアが報じるとき、抜け目のないトレーダーたちは、トレンドの反転をうかがい始める。



 2007年夏、私は国際的な大企業で講演をするためにアジアに飛んでいた。東京からシンガポールへの便で、私はフィナンシャルタイムズ紙のある記事をみて、思わず背筋を伸ばした。同紙の上海駐在員によると、ホテルのサービススタッフや皿洗いが、デイトレーダーになるべく大挙して仕事を辞めており、地元のサービス業に労働力不足が生じているというのだ。



 鐘の音が聞こえたように思えた。ベッドメイキングや皿洗いで生計を立てている人には十分な敬意を払っている。だが、株式市場はそういう人たちがそろって利益を上げられるように、つくられていない。











 マスメディア、特に低俗でジャンクな週刊誌の見出しはセンチメント指標として非常に役立つと私は以前から考えています。例えば週刊ポ●トなんかで、「これから日本市場を大暴落が襲う」などと言う記事が出たときには、大体市場は底値近辺ですし、「ここから日本市場の黄金時代が始まる」みたいな記事が出ると、ほぼ当面の天井になります。面白いですね。







 さてこれでこの本の紹介は終わりです。投資で最も難しい、「売り時」について真正面から取り組んだ快作であり、読んだ後に本棚に置いておくと実に役立ちますので、未読の方は是非。(終わり)







Last updated  Oct 16, 2021 07:40:05 AM
Oct 15, 2021
カテゴリ:株式投資全般
 ​さて今日は株式投資本オールタイムベスト121位







利食いと損切りのテクニック(アレキサンダー・エルダー著、パンローリング、2012年)










 の第7弾です。







 今日は、第8章 株以外の空売り から。











 ​
​FX​











 ​
 FXの抱える問題は、ほとんどのFX業者が顧客の取引の相手方になるという点だ。買いや売りの注文を出すと約定の報告をくれるが、実際のところトレードなどしていない。単なる帳簿上の仕掛けでしかないのだ。結局は客が損をすることを、よく分かっているので、FX業者は客と逆のポジションをとる。目を輝かせた夢想家たちは、料金をこまごまと請求され、没落は加速することになる。



 大抵のFX業者は注文をマーケットに送らず、顧客の取引に向かうだけである。FX業者はあらゆるトレードで顧客と逆に張っているのだ。



 貧弱な手腕と乏しい資金のせいで、顧客は破滅する運命にある。FX業者のオーナーはこれを分かっている。注文をマーケットに流し、儲けを他人と分け合うわけがない。



 スプレッド、売買手数料、そしてありもしないポジションに課される金利が、ギャンブラーの柩(ひつぎ)に釘を打ち込む。











 、、、エルダー、すごい切れ味ですね。(笑)






 ただ言われてみると、FXで巨大な資産を作り上げた方というのは寡聞にして聞いたことがないですし、構造的に難しいゲームなんだろうなというのは体感的にも分かります。







 後、ここだけの話ですが、私はこのエルダーの本を読んで「なるほど、FXは自分でやるんじゃなくて、儲かっているFX業者の株を買えばいいんだ。」と思い付きました。そして2021年10月現在でもFX取引大手で、極めて高い利益率を誇る ​7185ヒロセ通商​ をポートフォリオ上位に据えて戦っています。






 本当にエルダー本と言うのは、隅から隅まで役に立つんですね。(続く)







Last updated  Oct 15, 2021 07:45:32 PM
Oct 14, 2021
カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト121位






利食いと損切りのテクニック(アレキサンダー・エルダー著、パンローリング、2012年)










 の第6弾です。





 今日は、第6章 「エンジンノイズ」で売る から。










 ​
 決算発表前に売る


 
 決算発表がニュースに流れて大きなサプライズになることはめったにない。



 決算発表で株価が跳ね上がることのない理由は、ほかにもある。決算発表の内容が、公式発表の前にあらかじめ漏れていることが多いのだ。



 私の考えでは、株式市場のインサイダー取引の量は、一般に考えられているよりもずっと多いと言える。










 
 大衆向けのニュースは、上流階級向けとは別なのだ。



 私の経験では、決算発表のインパクトには懐疑的なほうがうまくいく。会社は情報を漏らし、インサイダー取引が行われ、決算報告書は行き交っている。










 いやあ、どうですか。このエルダーの身もふたもない岩肌むき出しの赤裸々トーク。ここ日本株市場でも、日々戦っていて「いや、これ限りなく炭酸に近いだろう。」と感じる局面と言うのは山ほどありますし、それが「マーケットの実際のところ」なんだろうと思います。






 そしてエルダー本の素晴らしさと言うのは、そういう「マーケットの悪い面や恐ろしさ」を淡々とリアルに教えてくれるところにもあります。まるで「海兵隊訓練キャンプの頼れる鬼教官」みたいに超現実的な1冊なんですね。(続く)






Last updated  Oct 14, 2021 01:55:27 PM
Oct 9, 2021
カテゴリ:株式投資全般
​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト121位






利食いと損切りのテクニック(アレキサンダー・エルダー著、パンローリング、2012年)










 の第5弾です。






 
 今日も、第4章 目標価格で売る から。











 
上昇がつまづくとき



 私の経験からすると、トレードを引っ張りすぎるのはよくないようだ。



 トレードに関することなら何でもそうだが、大切なのは極端なものを求めないことだ。反発の最高値を取りにいくと、最も高い代償をマーケットに払うことになる。欲張ると身を失うのだ。



 「高値更新失敗で売り」というルールの背後にある理屈は単純である。非常に強力な動きが高値を更新できないのは、強気派は息を上げ始めながら高みへ手を伸ばしているということだ。私の場合、最高値をとらえる試みはずいぶん前に断念した。最高値は最も高くつくことを忘れないでほしい。












 
 抵抗水準で売る



 支持帯や抵抗帯は、長期トレードの目標になる。



 ある価格水準で取引が活発に行われているということは、その価格には価値が反映されていると考える人がそれだけ多いということになる。



 価格がレンジの端にひたひたと波を寄せているときに、胸を躍らせるのは素人だ。彼らはブレイクアウトを期待し、新高値で買って新安値で売る。一方プロはというと、ほとんどのブレイクアウトがダマシであって、結局戻ってしまうと分かっている。彼らは反対方向にトレードをすることが多く、密集ゾーンの下限で買う。



 ごくまれに素人が勝つこともある。だが、長期で見ればプロに便乗したほうがうまくいく。

 








 私は「一攫千金」が座右の銘だった父親のDNAを引き継いだ「夢見がちな投資家」なので、このエルダーの冷徹な指摘を読むとキュッと身が引き締まります。





 マーケットと言うのは「平均回帰の法則」が強く働くところであり、投資家は常に現実的でなくてはならないんですね。(続く)
​​






Last updated  Oct 9, 2021 10:39:25 PM
Oct 8, 2021
カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト121位






利食いと損切りのテクニック(アレキサンダー・エルダー著、パンローリング、2012年)










 の第4弾です。






 ここからは、いよいよ本丸の 第2部 どのように売るか を見ていきます。











 今日はまずは、第4章 目標価格で売る から。





 ​
 買い候補を選んだら、いくつか考えなければならないことがある。


 1 利益目標はどこか。この銘柄はどの程度上がりそうか。


 2 どこまで下がれば、買いの判断が間違っていたこと、損切りしなければならないことを確信できるか。


 3 その銘柄のリスク・リワード・レシオ、つまり潜在的な収益(リワード)とリスクの比率はいくらか。


 
 プロのトレーダーは、この3つの問いを常に考えている。ひとつも考えないようであれば、ギャンブラーと同じだ。









 私も主力で勝負している銘柄に関しては、常に大まかな
リスク・リワード・レシオを考えるようにしています。もちろん未来に何が起こるかは最終的には誰にも分からないわけですが、現時点で手に入る情報を元にして色々と考えて、「まあ、このくらいだろう。」というところを推定しています。そしてブログの非公開日記に具体的な理由と共に書き込むようにしています。何故ならその作業をしないと、本当に主力で戦うに足る銘柄であるかが分からないからです。






 一例を挙げましょう。2021年10月現在の私は福井地盤のドラッグストアの9267ゲンキードラッグストアを主力に立てて戦っているのですが、私が主力参戦した2021年6月当時(株価は4000円弱の水準だった)のリスク・リワード・レシオは約6.5:1と見ていました。当時のブログ未公開のメモは具体的には以下の様な感じです。↓



 
 ゲンキーはベストシナリオで思惑通りに勝った場合には数年後の1株益600円×PER30倍で株価18000円とみている。何故30倍かと言うと同郷のライバルの3549クスリのアオキHDが20倍以上に評価されているので、圧倒的に店舗総合力に勝るゲンキーは30倍くらいまで評価されても不思議ではないため。逆にワーストシナリオは、出店と店舗戦闘力の維持を重視するあまり、売り上げに比した利益が全く付いてこない、なんだったらガツンと減益になるという場合。





 社長さんは超ワンマンっぽいし、刈られる立場のライバルで金沢地盤の3549クスリのアオキだって「座して静かに死を待つ」ことは当然なく死に物狂いでこれから頑張るだろうし、実際M&Aも使って地場の食品スーパー食って売り場にぎこちなく生鮮入れたりして努力しているし、本当にゲンキーの快進撃がこのまま続くかは分からない。またゲンキーはキャッシュフロー推移が悪いので、金に詰まれば当然に増資もあり得るし、そのタイミングによっては我々既存ホルダーが大ダメージを受ける可能性もある。





 つまり最悪の場合は、PBR1倍前後までの下落は余裕であり得る。その場合の株価は2000円。しかもその確率はそんなに低くもない。30%はあると思う。以上をまとめると、ざっくり言って勝ったら+13000円、負けたら-2000円ということになる。リスクリワード比は6.5:1で極めて優れている。新型店舗のレギュラー店の革新性と現時点での高い仕上がり具合を考えれば、PF最上位の一角で戦う価値は十分にあるし、更に一定の流動性もある銘柄なので、想定外の事態が起きた場合にも全軍の速やかな離脱はなんとか可能。退却路も確保された一定の安心感のある戦が出来るものと考える。








 もう1つ例を出しましょう。同じく私の主力の一角で、女性カジュアル服チェーンの2792ハニーズHDです。これもブログ公開時に秘密日記に書いた内容はこんな感じ。↓



 まず2021年9月23日時点のハニーズの株価は1121円、時価総額313億円、PBR0.87、自己資本比率は82.7%で有利子負債は0と鉄壁、今期予想PER10.77、配当利回り3.1%(35円)、総合利回り5.3%(35+24=59円、利回りは100株保有時。また優待券はメルカリ平均価格の額面の80%で換算。)で、優待は100株保有で「1年以上の継続保有を条件として」3000円相当の商品券などとなる。







 次にハニーズの目標株価だが、同業の2685アダストリアのPERが24.8倍、2726パルが20.5倍、3548バロックジャパンが22.3倍、7606ユナイテッドアローズが37.9倍、他のライバルの7445ライトオンや7603マックハウスに至っては赤字。なので、業界内での「相対戦闘力」に優れるハニーズは20倍に評価されて当然と思うので2000~2500円は望めると考えている。更に今後ECの伸長でEPS(1株益)の成長があれば、3000円もあり得る。







 その一方で、優待廃止がない限りは、株価1000円で総合利回りが約6%になるので、このあたりが底値と考える。すると、今の株価が1100円として、勝つと+1000円、負けるとー100円となる。つまり、リスク・リワード・レシオは10:1となり、ローリスク・ミドルリターンの極めて分の良い勝負と考える。







 ただ大きな懸念点は、政情不安のあるミャンマーにメイン工場があること。他にバングラデシュやカンボジアにも工場はあって分散しているのでミャンマーに何かあっても致命傷にはならないと思うが、リスクがあるにはあると思うのでここは要注意点。








 またハニーズの撤退ポイントは、優待廃止でかつ増配のアナウンスがない、月次悪化で競争力が著しく低下している、ミャンマーの工場が政情不安から閉鎖され再開の見込みが立たない、もしくはミャンマー工場が木っ端微塵に爆破される、あたり。

 

(続く)






Last updated  Oct 8, 2021 07:45:53 PM
Oct 7, 2021
カテゴリ:株式投資全般
​​​​​​ さて今日は、2021~22主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP10銘柄をまとめておきます。
















1位 9267 Genky DrugStores



 ゲンキーのお店は「究極のワンストップ店舗」であり、「天下を取れるフォーマット」と思いますね。









2位 9057 遠州トラック



 成長力の割に抜群に安いと思いますね。








3位 8281 ゼビオホールディングス



 アルペン・ヒマラヤなどの同業他社に比べてPBRが非常に低いのが良いと思いますね。








4位 7605 フジ・コーポレーション



 好調な業績とは裏腹の軟調な株価推移が素敵ですね。










5位 1605 INPEX



 日本唯一の「黄金株企業」ですね。💎💎💎











6位 8591 オリックス



 私のポートフォリオの司令塔となる、「絶対基準優待バリュー株」ですね。










7位 2792 ハニーズホールディングス



 バランスの取れた圧縮陳列手法で、抜群の店舗戦闘力がありますね。









8位  2790 ナフコ



 同業他社に比べて異常にPBRが低いのが実にいいですね。











9位 9027 ロジネットジャパン



 輝ける「札証の☆」ですね。












10位 6073 アサンテ



 魅力的な優待クオリティですね。












 以上、2021~22ポートフォリオTOP10銘柄のまとめ でした。​​​​





2021~22主力株概況シリーズ 免責事項




2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。​​​​​​






Last updated  Oct 7, 2021 01:57:50 PM

全1750件 (1750件中 1-10件目)

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