6. メンタルなお金のほうが大事。
さて今日は株式投資本オールタイムベスト142位 わが子と考えるオンリーワン投資法(ジョン・モールディン著、パンローリング、2006年) の第6弾です。知名度は低いですが、マジでこの本は最高なんですよね。 今日も、第2章 それほど簡単ではないトレーディングツール から。 含み損のポジションにしがみつくな 実は投資資金には現実のお金とメンタルなお金という2つの顔がある。そのどちらが大切かといえば、それは圧倒的にメンタルなお金のほうである! 含み損のポジションにしがみつけば現実の資金は減っていくが、それ以上にマイナスなのは投資心理を委縮させることである。その結果、トレードするのが次第に怖くなり、せっかくの利益のチャンスも逃してしまう。 含み損は投資家の心を蝕む魔物だという事ですね。 名著 デイトレード では、 「損失は癌細胞と同じ」 という印象的なフレーズで含み損が精神に与える危険性を警告していましたが、このガードマンの「メンタルなお金のほうが大切」と言う表現も分かりやすくて実にいいですね。(続く)