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テーマ:オペラ座の怪人2005(445)
カテゴリ:映画
かつて劇団四季で観たとき、おこちゃまだったワタクシは、
(えっと、ストーリーはよくわかんないけどぉ、ファントムもラウルも、かっこよくって歌うまい~~~素敵~~!!)とうっとり♪した覚えが。 当時のキャストを調べてみるとファントムは祐一郎さんで、ラウルは石丸さん(遠い目・・・)。そりゃあうっとりするわけだ。 で、映画版もすごかった。それは・・ *音楽がすごい 本当に話覚えていなかったんだけど、かなり曲は覚えていた。我ながらびっくり。ALWはやっぱり天才だ。 *映像がすごい (ハンパにつくったら舞台観た人に酷評される!)という思い入れがあったかどうかしらないけど、衣装にも演出にも舞台装置にも凝って凝って徹底的に創ったぞ!どうだ!!って感じ。1億以上かかったシャンデリアのことが話題になるけど、そればっかりじゃなくって、当時のパリ・オペラ座の舞台裏の空気とか街並みとかの空気がすごくよく伝わってきます。 *舞台(四季版)とは違う~その1:エロい!! これはめっちゃ主観が入ってるけど、まず、ジェラルド・バトラー演じるファントムが地下で歌う(ミュージック・オブ・ザ・ナイト)を聴いてびっくり! 彼の歌い方は好き嫌いあるかもしれないけど、これってこんなエロく歌う曲だっけ?エミー・ロッサムのクリスティーヌもか~なりとろとろな表情して聞き惚れてるし(あのぉ彼女18歳未満ですよね・・・ってつっこみたくなりました)。え~~!!これってこういう曲だったけ?? 私の記憶の中では、(『オペラ座の怪人』っていうだけあって、ファントムもラウルもクラシックオペラみたいにきれいに歌うのね~~うっとり・・・)だったもの。 その後もファントムの歌い方は、ドラマチックでかっこいい。 それがピークになるのは、(ポイント・オブ・ノーリターン)。ここは映像的にも見せ場。ファントムとクリスティーヌが舞台の上で繰り広げられる劇中劇は【皆が見ているけれどだれも入れない二人だけの世界】。(・・・負けた・・・)と涙目になってるラウル。そうだよね。ラウル、かっこいいけど、ここだけはファントムの勝ちなのよ。 *~その2:ラストが泣かせる ミュージカルの「三大無神経男」として、ミスサイゴンのクリス、レミゼのマリウス、そしてこのオペラ座の怪人のラウルっていわれることがあるらしい。確かに、舞台を観たときは私もまだ、未熟者だったせいか、「ラウルっていいとこどり!ファントムがかわいそ~!」と思った覚えがある。 この映画版では、クリスティーヌの墓前に、ラウルがファントムの遺品を供えるシーンがある。クリスティーヌはラウルと結婚したけどファントムのことは忘れられるはずもなく、でも、その想いをラウルも理解していたってことがこれでわかる。ラウルは無神経男じゃないよ~~!!!。 そして、そこにはバラと共にあの指輪が・・・。ここで泣けちゃいましたよ。 舞台版よりもなんだかすっきりした気持ちです。 *お願いしま~す!! 本日は席運が最悪でした。 2・3個離れたところの席のオバサンは最初から「マスカレード」ぐらいまで、レジ袋から延々とポップコーンとか食べ続けてました。そりゃ映画館なんだから食べ物禁止じゃないのはわかるけど、オペラ座の上で、ラウルとクリスティーヌがしっとり♪Say you love me~となっているところでバリバリ・ガサガサされるのは正直つらかったです(泣)。もうちょっと通路側の席にいたら絶対移動していたんだけどそういう訳にもいかず・・・。こういう映画はもうちょっとご配慮してもらいたいと思った次第でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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