【作詞・作曲・脚本】 ジョナサン・ラーソン
【演出】 マイケル・グライフ
【振付】マーリス・ヤービィ
【音楽監督】ティム・ワイル、デビット・トラスキノフ
【美術】ポール・クレイ
【衣装】アンジェラ・ウェント
【照明】ブレイク・バルバ
【キャスト】
ロジャー/アダム・パスカル
マーク/アンソニー・ラップ
コリンズ/マイケル・マックエルロイ
ベニー/ジャック.C.スミス
ジョアンヌ/ハニーファ・ウッド
エンジェル/ジャスティン・ジョンストン
ミミ/レクシー・ローソン
モーリーン/ニコレット・ハート
ミセスジェファーソン/グウェン・スチュワート
アレクシー/高良結香
入場するのに長蛇の列(→写真)。
物販も売り切れ多々あり。
立ち見席も盛況。
私の観劇史上客席に占める若者率and若い男子率が、もっとも高し。
ミュージカルの劇場というよりコンサート会場の雰囲気。
今週末が楽だから、会場も熱め。
こういう雰囲気でアダム・パスカルとアンソニー・ラップのRENTが観れたなんて
・・・・幸せ
初演からどれだけ年月が経ってるのかしら。
まったく違和感なかったです ・・・・・・少なくてもP列から観ると。
セットも衣装も東宝版よりもシンプルに見えるところもあるけど
この二人が圧倒的にすべてを凌ぐ存在。
特にマーク。
マークの孤独と葛藤も、ガツーーーンと来ました。
・・・・今まで私は何を観てきてたのか?と思うくらい。
モーリーンのライブもかっこよかった
会場もサイバーシティと化して「mooooo---------」
グウェンのフェイクには、心底シビれました。
英語の歌詞も(・・・・字幕観てますが)韻がきれい。
最初の5分ぐらいから鳥肌ザワザワ。
15分立つと涙腺ゆるゆる。
やっぱり私にとってRENTはレミゼと同じく、特別な作品なのだわ・・・。
さて。
ここで、敢えて少数派と思われる私見を書きます。
それは、
東宝版も、健闘してたんじゃん!!・・・・・というもの。
いやいや、本日改めてそう思いました。
全部日本人で日本語でやるというのは、めっちゃめちゃハンディだったと思う。
タイガーウッズに挑む石川遼くん以上ぐらいの。
正直、好きじゃないところもありました。
ブロードウェイ版(特にオリジナルキャストが入ると)は、ホンモノだから。
本家だから。
どうしようもない、永久不滅。
でも、東宝版は、ハンディを負いながらもなんとか作品の魅力を伝えようとしてて。
そのスタッフ・キャストの思いが作品に重なって見えて、私的にはツボでした。
特にDance。
辻本さんの振り付けとか。
あるいは、キャスト。
パワフルな女性キャスト陣とか。
東宝版も再演するという噂がありますが、
是非、次も熱めにお願いしたいです。
頑張れ、Nippon