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時代劇ブームなんだそうである。我が家もこのブームが去年の春に到来した。
それまで時代劇なんて見ることのなかったKAIは、たちまちハマった。夏には太秦映画村まで出かけ、学校では殺陣を披露し、ハロウィンには悪役侍姿で英会話教室をわかせたほど。もう彼を止めることはできない。今日も学校から帰ったらすぐにCSで「桃太郎侍」を見て、続いて民放で「水戸黄門」の再放送を堪能。それも東野英治郎のやつ(知らない人も多いでしょ~)。 KAIはあんまり歌を歌わないけど、水戸黄門の「人生楽ありゃ苦もあるさ~♪」だけは気がつけば口ずさんでいる。この歌、あんなに長くやってるのに飽きがこないってのはスゴイよね。ここまでくると日本の名曲。「故郷」と並べて紹介したいぐらい(笑)。 さて、ここからは余談ですが…。 なぜに我が家に時代劇ブームが来たかというと、それは福本清三さんという人の影響です。福本さんは東映の役者さん。斬られ斬られて出演回数2万回…“日本一の斬られ役”というフレーズで本も出ています。 その方に仕事でお目にかかる機会があって、はずかしながらその時には「顔は知ってるけど名前は」というほどの時代劇音痴だった私(でも、子供の頃から時代劇でよ~く見ていた悪役さんとして気になっていたのだ)。その場にいらっしゃった他の役者さんや、福本ファンのケルビムさんから「福本さんがどれだけスゴイか」ということをさんざんレクチャーを受け、後日、本を購入して読んだら、まあ時代劇の世界のおもしろいこと!!以来、時代劇の見方が変わっちゃったのでした(詳しく知りたい方は『どこかで誰かが見ていてくれる』を読んでね)。 かくしてKAIも福本ファンとなり、ストーリーはさておき「であえ、であえ~~」のシーンでは目をサラのようにしてお目当ての福ちゃん探し…。特に昔の水戸黄門は欠かせない。ウォーリーを探せみたいで、もう楽しい楽しい。 人生楽ありゃ苦もあるさ――。夕方4時には、当分この歌が続くのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年01月22日 16時55分28秒
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