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仕事の合間にフォトショップを使って絵を描いている。
たまたま仕事でイラストを(…というか、落書き程度のレベルなのだけど)描く機会があって、「あっ、そーだ。私は絵を描くのが好きだったんだ」と思い出したのだ。 小学生時代、休み時間も帰ってからも絵ばっかり描いていたっけか。高校時代にパステルと出会って、技法本なんかを買って独学した。油絵の材料も揃えて好きにやっていた。透明水彩やカラーインク、おもしろいと思ったらなんでも使ってみた。 油絵は乾く時間が待ちきれなくて、どうも自分に向かないとやめてしまったけれど、大学では美術部に入って基礎だけ教えてもらったりもして。指導をしてくださる先生はこちらでは有名な画家で、デッサンもお世話になったけどきちんとカタチをとることはついにできなかったんだよね。フランスで活躍されていたという画家の方からもデッサンを指導してもらったけど、やっぱりだめだったなぁ~。 パステルだけは自分に合っていたようで、大学の美術部ではひとりアウトローにパステル画ばっかり描いていた。卒論のテーマもパステル画についてで、クレパスやアクリル絵の具と組み合わせたり、粉ようなパステルを紙に定着させるために樹脂を工夫したり、いろんな「実験」をやっていたのだ。 ああ、懐かしい!!! それなので、将来はイラストレーターになると決めていて、どうしたらそういう職業につけるのかしらと実際に活躍しているプロの方に手紙を書いたり(!)、真剣に「フェイマススクール」を受講しようかとも考えていた私。あはー、今思うと笑えるわ。 考えた結果、イラストレーターの道をめざすべくデザイン事務所への就職までこぎつけたのに、就職してから思いが吹っ飛んだのも私らしい?仕事になる絵が描けなければプロにはなれないんだよね、ということにそこで気づいて「自分には描けるチカラがない」ということがやっとわかったという。 それから10数年。 ひたすらコピーライターの道を歩み続けて、今頃になってこの業界に入った野望を思い出したよ。 それにそろそろコピーだけってのも飽きていた頃なので、5年後をメドにちゃんとイラストの仕事ができる人になろうと思い立ち、フォトショップで遊び始めた次第。そうして描き始めたらおもしろいことおもしろいこと!! 実際の仕事となれば、大変なことはわかっているけど、今は気楽に「自分にはどのレベルのどんな絵が描けるんだろう?」と客観的にチェックしてるとこ。 10数年前と違って、この仕事にはこういうタッチみたいなかんも働くから、本当に5年後はイラストレーターmiraicciも夢じゃないかも!! 第二の人生はオペラ歌手と思っていたけど、本当にイラストレーター目指しちゃおうかなぁ。ま、私の話って、いつもあんまり現実味がないんだけどね。どうなりますことやら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年09月21日 21時10分41秒
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